やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

”飛び込み受験”   やれこら やれこら

2014-12-20 07:31:12 | 今日のやれこら
“早く着きすぎたなぁー”。
免許更新に来ているんです。
10時からの講習ですが、手続きは9時前に終わりました。
「2番の部屋でお待ち下さい」
指示されたのは、1時間講習の部屋です。
「講習まで1時間以上有りますから,外に出て用事をされても良いです」
“用事なんか有るか!! 寒くてもここで待つ”

「はい、あなたは、優良運転手ですから、こちらです」
私の後ろの同世代男子は,1番の部屋に案内されます。
1番の部屋は,優良運転手講習の部屋で,30分講習で済みます。
しかも,開始時間は「随時」です。
要するに,「新しい免許証が出来るまで,ビデオでも観て過ごしなさい」らしいんです。

あの時なぁ・・・いつ思い出しても腹立たしい出来事です。 
優良運転手でなくなったんです。(11月.26日号 「免許の更新案内が届きました」)
免許更新の場で,こうも区別されると反省よりますます,反発です。
ですが仕方ありません,ゴールドの色は,青色に変わり免許証は交付されました。

“そうかぁ,45年になるんだなぁ”
免許を取ってからです。
“あの頃,3千円握りしめて教習所に通ったもんだ”
運転教習です。
当時から,自動車学校は有りましたが“飛び込み教習”なるものも有りました。
河川敷に設置された教習所に行きました。
30分,3千円で教えてくれていたんです。
「今日は,何の教習しますか?」
『坂道発進と,車庫入れをお願いします』といった具合です。
勿論,学科は独学です。
自動車学校に通って免許を取った友達に,教材を譲り受けました。
路上での教習も義務化はされていません。
運転技量に自信が付けば,本番の“飛び込み受験”も有りました。

「はい,ここまでです」
“飛び込み受験1回目”です,隣に乗った試験官が言います。
試験コースの途中でダメ出しですから,当然「不合格です」

不合格は,当たり前と言えば,当たり前なんです。
車を前に動かすだけなら,自信は有りました。
ですが,30分×3回の教習を受けただけです。
バックの練習は,一度もした事が無かったんです。

2回目は坂道で,エンストして「はい,ここで引き返しなさい」でした。
3回目にやっとコース一周したんですが,細かな減点が多く不合格でした。
4回目にやっと合格したんです。

それでも,同級生の中では自慢したんです。
「3万2千円で,免許取れたぞぅー,受験料込だぞぉー」
当時は自動車学校に通うと,10万円ぐらいは必要だったんですから。
                       やれこら やれこら
コメント
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