やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

初なりは・・です   やれこら やれこら

2014-12-16 07:02:36 | 今日のやれこら
“あれ”
金木犀の葉っぱが,揺れ始めました。
メジロの群れが来たようです。
2,3日前から,庭に姿を見せるようになったんです。
群れと言っても5,6羽のです。
金木犀の側にある山茶花の花が,目当てのようです。
花をチョンチョンと突っついては,辺りを見回し,またチョンチョンです。
メジロ独特の仕草です。
「キイー,キイー」
ヒヨドリです,一羽だけですが,庭のトチの木に止まります。
メジロは急いで金木犀の葉の中に隠れ,直ぐにどこかに飛んでいきます。
今度は,ヒヨドリが山茶花の花に口ばしを差し込みます。
ヒヨドリは,もう一月前からこの辺りを飛んで柿の実をつついていました。
その頃には,山茶花も咲いていました。
ですが,ヒヨドリが山茶花の花に興味を示し始めたのは最近です。
“季節や時期で,何がおいしい餌か判っているんだ”

“それにしても,なぁー”
“判らなかったもんなぁー”

我が家の畑に生えた柿の木が,今年初めて実を付けてくれました。
昔からある富有柿の古木のすぐそばに,知らないうちに生えた木です。
早くにタヌキに一つだけ実をかじられましたが,その後の被害は有りません。
ヒヨドリの餌にもならず,無事五個収穫できたんです。
本当に本当の初物ですから,ご先祖様に先ずはお供えをしました。
鮮やかな橙色で小振りながらふっくらとした,美味しそうな形です。
一週間ほど供えた後,いざ試食です。
富有柿は収穫後,日にちが経つと,少し柔らかくなります。
この“初なり”は,まだ固く新鮮そのものです。
古木の富有柿は,美味しい実を付けてくれます。
当然若木の“初なり”も古木同様美味しいはずと,かじります。
“あっ,あれっ,うへー”
一口かじった途端です。
口中渋で“悲惨”です。
“なんだ,これは”
よく観ると,“初なり”はヘタの形が古木の実と少し違います。
形も微妙に異なります。
古木の側です,当然古木の子孫だと思い込んでいた,“初なり”は渋柿だったんです。
ヒヨドリやカラスが,手を付けなかったはずです。
間違えたタヌキは学習したはずです。
結果,無事に収穫でき,私は口中渋だらけになったんです。
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次回に期待  やれこら やれこら

2014-12-15 07:30:19 | 今日のやれこら
“一流ホテルの味かぁ,一流ホテルに泊まったことは無いもんなぁ”
“これは昔からあるなぁ,TVコマーシャルでもよく観るし”
スーパーの店内で,時間潰しに商品を眺めているんです。

「あのー,“ふ”はこの列の棚にありますかねぇ,向うですかねぇ」
横からいきなり,声を掛けられたんです。
『えっ,あっ,“ふ”?』
声をかけてきたのは,丸顔のふっくらした“女子”です。
澄まし汁などに入れる“ふ”を捜しているようです。
よく来るスーパーですから,野菜に肉,魚売り場くらいなら商品区別は出来ますが・・。
“ふ”などめったに買わない乾物は,どこに陳列されているのやら分かりません。
『わたしも買ったことが無いんで・・・』
「あっ,すみません」
それだけの事なんですが,疑問です。
店員に似た服装をしていたわけでも,有りません。
商品チェックの用紙とボールペンを持っていたわけでも,有りません。
インスタントカレーが並んだ棚の前で,ロングセラー商品を見ていたんです。
腕組みして,感慨に耽っていただけなんです。
“よく分からんが,”店内物知り“じいさんに見えたんだ”
“そういう事にしとこう”

“声掛けが無いなぁー,今回もダメか”
投票所になった小学校の体育館を出ながら,辺りを見渡します。
衆議院議員選挙の投票を済ませたんです。
“誰も,声をかけてこないなぁ”
マスコミの“出口調査”の対象になるのを期待していたんです。
「開票率0%,“出口調査”の結果,当選確実・・・」
その“出口調査”の言葉が,以前から気になっていたんです。
本当に,投票所の出口で記者かアルバイト調査員が取材しているのかどうか。
一度対象になって,どういう取材をするのか知りたいんです。

「お帰りの所申し訳ありませんが,○○TVですが・・」
声がかかるのを期待して,車に乗るのもゆっくりしますが・・。
残念ながら,それらしき人物の姿はありません。
今回も取材対象にはなりませんでした。
「次回にご期待くださぁーい」です。

今日の“声掛けられ対象”は,午前中のスーパーで終わりのようです。
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明日,明日から  やれこら やれこら

2014-12-14 07:25:54 | 今日のやれこら
“こういう日は,家の中が一番”
当地で,最低気温0度などという予報を聞くと,それだけで厳しい寒さに感じるんです。
雪国の人には笑われそうですが,昨日よりもっと寒いんです。
北風も吹いています。
散歩に出かけるのを止めます。

「13年度受診率22.3%に低下」
地方版の「見出し」に有ります。
散歩の時間を,“丹念”に新聞を読むことにしたんです。
そしてこの「見出し」を見つけたんです。
低下した受診率は,「国民健康保険加入者の特定健診」の事だそうです。
長ったらしく書いてありますが,要するに「メタボ健診」の事です。
当市では,この「メタボ健診」は無料です。
にもかかわらず,受診率は22.3%なんです。
記事に有ります。
「年一回の健診を受け,生活習慣を振り返る機会にしてほしい」

“そういえばなぁー,だいぶ入りにくくなったなぁー”
礼服のズボンです。
先日久しぶりにはいて,お腹の周りが以前よりキツクなっていたんです。
“折角,3年かけて,4kg痩せたのになぁー”
“また,以前の体重に戻ってしまったみたいだ”
“「生活習慣を振り返れ」と言われてもなぁー”

そうなんです。
体重が徐々に減った3年・・・
また元に戻ってしまったここ半年・・・
原因の「生活習慣」に思い当ることが無いんです。
好みも,食べるものも,飲むものも,量も変わっていないはずなんです。
運動量も変わっていないはずなんです。

“うーん・・・・・・これしかないかぁー”
やっと一つだけ「生活習慣」の違いを思いついたんです。
数字です。
毎日少しずつ痩せていた3年は,万歩計の数字を毎日気にしていたんです。
“9500歩かぁー,ついでに10000歩までにしよう”
“おっ 今日も10000歩超えている”
とやっていたんです。
今日の様に,「寒いから」といって,新聞で時間潰しをしていなかったんです。

“しかし,しかし”です。
新聞で時間潰しをしたから,「生活習慣を振り返る」こともできたわけだしぃー・・・・
何はともあれ,明日,明日からです。
今日は,寒いんです。
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ダイジョウブ,ダイジョウブ  やれこら やれこら

2014-12-13 07:30:34 | 今日のやれこら
「カサ,コソ,カサ,コソ」「ちっ,ちっ,ちっ」
生垣にした山茶花の中で,鳴いています。
メジロです,山から降りてきたようです。
“いつもより早いなぁー”

例年庭にメジロが姿を見せるのは,年が明けてから春先です。
その頃には,庭木の枝にミカンを刺して歓迎してやることも有ります。
早めの来訪は,急な寒さで山に食料が少なくなったからかもしれません。
メジロが庭に現れる時は“群れ”か夫婦らしき“二羽”か,どちらかのはずなんです。
ですが,今日はいくら探しても一羽しか見あたりません。
「ミカンを準備してくれそうかどうか,偵察して来い」
群れのボス命令で偵察に来た「斥侯」かもしれません。

“これをこう残せば,春にはこうなって,日当たりもよくなってぇー”
“しかしこれを切ると,多くの花芽が無くなって実もつかないわけだしぃー”
梅の剪定をしているんです。
朝,メジロを見て思いついたんです。
“梅にメジロだ,よし,今日は梅の剪定だ”
畑に一本しかない梅の木です。
この梅の木は,老木なんですが,毎年そこそこ実を付けてくれます。
梅干しになります,梅ジュースにもなってくれます。

“来年も頼みますよぅー”
という事で,梅剪定なんです。
実際に木に登って枝を切ろうとすると,迷うんです。

「どの枝にも日が当たるように,切るんどぉー」
「勢いのある枝を一本,残すんどぉー」
“梅”農家だった同級生の言葉を思い出しますが,難しいんです。

「正月用は残しておいてくれた?」
そうなんです。
毎年,剪定した梅の小枝を,正月に活けるんです。
“今からだと,まだ20日も有るがなぁー”
“正月には,散ってたりして”

“メジロとウグイスを勘違いしたばかりになぁー”
でも正月用は“ダイジョウブ,ダイジョウブ”なんです。 
またもう一枝,適当に切ればいいんです。            
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おもてなし  やれこら やれこら

2014-12-12 07:30:15 | 今日のやれこら
友達のお父さんが亡くなりました。
亡くなる直前まで,意識はしっかりとしておられたようです。
家族と最後の話をされ,眠るように逝かれたようです。
98歳の大往生です。

「おしぼりをお使いください」
「コーヒーをお持ちしました」
「コーヒーにお砂糖は?,ミルクは?」
葬儀会場で受付をするんですが,開式にはまだ一時間以上有ります。
会場の担当者が,受付要員にやたらと気を遣ってくれます。
“葬儀場も競争が激しいからなぁー”

「お茶とおしぼりをお持ちしました」
殆どの参列者が,式場に入りこれから読経が始まろうかという時です。
“おいおい,サービスも良いがこれから始まるんだぞ”

「おしぼりをどうぞ」
三度目のおしぼりです。
今度は焼香が終わり受付に,帰るなりです。

“おしぼりサービスは充分過ぎたんだけど,もう少しなぁー”
受け付けの斜め前,通路を挟んでTVが置いて有ったんです。
式場内の様子を映すためです。
“ん,もう,もう少し場所を移動しろ,50cm端によればいいんだっ”
受付から見えるはずのTVが,係員が邪魔で両端しか見えないんです。
始めは見えていたんです。
式の途中から,黒いスーツと白い手袋の“元女子”係員が前に立ったんです。
“じっとTVを見ていれば,画面を塞いでいる事に気が付くはずだ”
両端しか見えないTVを“じぃーと”見つめます。
視線を感じたのでしょう,係員がこちらを向きます。
一瞬,目が合います。
“よしこれで,分かるはずだ”

“あらら”です。
“元女子”は,自分が見られていると勘違いしたようです。
いっそう背筋を伸ばし,前髪を掻き揚げてすましています。

おしぼりやお茶の接待だけが,サービスではないんです。
「気付く心」も「お・も・て・な・し」なんです。                        
                    やれこら やれこら

PS)故人のご冥福をお祈りします。
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怪しいやつ  やれこら やれこら

2014-12-11 07:30:06 | 今日のやれこら
“声もかけずに入って行った,空き家なのにおかしい”
下のお宅なんです。
母屋と離れの間に入っていく,作業ズボンが見えたんです。
駐車場の草取りをしていて気が付きます。

下のお宅には,90歳過ぎのおばあさんが一人で暮らしていたんです。
そのおばあさんが今年5月に亡くなり,その後は空き家です。
下のお宅には,小さい頃によく遊んだ,私より一つ下の息子がいます。
その息子が,空き家になった家の様子を見に来ますが,それはたまにです。
もし息子であれば,駐車場にいる私に声をかけるはずです。
“もしかして?”
下のお宅の様子がよく見える,わが家の畑にそっと回ります。

「カツ,カツ,ゴソゴソ」
母屋と離れの間から聞こえてきます。
“やっぱりおかしい”
“怪しいやつ,何者だ!!”
一喝しようかとも思います。
“いややっぱり,止めとこう”
相手が逆上して,“おぬし,顔を見たな”になっても困ります。
しかし,怪しいと分かっていて放っておくわけにもいきません。

『空き家ですよっ!!』
思い切って,姿の見えない相手に大きな声をかけたんです。
「あっ,いやぁー」
明らかにいきなりの声かけで,びっくりした様子の返事が返ってきます。
上下作業服姿で首にネームプレートを付けた初老の男子が,姿を見せます。
「空き家は知っていますが,漏水の検査です」
『漏水の検査?』
「水を使わないのに,針が動いていれば漏水だと分かりますから」

“なんだそりゃぁー,空き家と分かっていても声ぐらい出して入れ!”
“電気の検針を見習え”
そうなんです,電気の検針の“元女子”は不審者と間違われないためでしょう。
庭に入ってくるなり,大きな声で言うんです。
「電気の検針に来ましたぁー,電気の検針でーす」
帰りにも必ず言います。
「ありがとうございましたぁー」
                     やれこら やれこら
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奥歯をかみしめる毎日・・・ やれこら やれこら

2014-12-10 07:30:09 | 今日のやれこら
“ひりひり痛いなぁー”
朝の歯磨きです。
歯ブラシが当たる右奥下の歯茎の部分が,痛いんです。
“やっぱり”
鏡で見ると,歯茎の表面が少しザラついています。
今までも有った事です。
何か食べても,押さえても,痛いわけでは有りません。
今までと同じなら,歯磨きを優しくすれば,二,三日で治ります。
“口内炎だ,様子を見よう”

「暫くそのまま,大きく開けて置いてください」
『暫くといってもどのくらいだ,痛いがなぁー』
歯と歯茎の間に薬を注入されて,その薬が固まるのを待っているんです。
口には,先の曲がった細い管を入れられているんです。
管の重みが下唇と歯茎に掛かり,特に管の先端部分が当っている歯茎が痛いんです。

歯医者に来ているんです。
朝の痛みを治療する為でもあるんですが,それはついでなんです。
夕方から,急に左側の下奥歯の歯茎が痛くなったんです。
右と違って左は,歯茎が急に腫れてきました。
ほほの上から押さえても痛みます。
“右に続いて左もかぁー,トホホです”
“急に冷え込だ,免疫力の低下だ,年の所為だ”
何だかんだ言ってみても痛みには勝てません。
“今ならまだ診療時間には間に合う”

いつもの歯医者さんは説明してくれます。
 ・レントゲンを撮りました,年相応に歯が細くなっています。
 ・その結果,歯と歯茎の間に隙間ができます。
 ・その隙間に菌が入り込んで炎症を起こしています。
 ・朝痛くなった右と,午後の左は直接的には関係ありません,偶々です。
 
いつもの歯医者さんが,帰り際に言います。
「今日の治療で忽ちは治ると思いますが,歯茎全体が弱っています」
「歯茎が弱っていますから,奥歯で硬いものを噛むとグラッとくることもあるので」

『はい,十分気を付けますが,奥歯をかみしめる事の多い毎日なので・・・』
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プロの技  やれこら やれこら

2014-12-09 07:31:55 | 今日のやれこら
連日大雪のニュースです。
“タイヤ交換だ,冬用タイヤにしとこぅ”
当地ではめったに雪の積もることは無いんですが,万一の備えも大事です。
タイヤ交換は,何時もの整備工場に頼みます。
この整備工場には,近所の知り合いがいます。
車の事なら,何かと便宜を図ってくれるんです。
「タタタァー・・・パコ,ポコ,タタタァー,ジュウーシュウー」
タイヤ交換と空気圧の調整は,あっという間に終了です。
“熟練の技と道具だなぁー,大したもんだ“

「ジジジー,ガリガリ,ガリガリ,ズージー」
ドリルでアルミサッシを削っているんですが,上手くいかないんです。
アルミサッシを削らなければ,窓がきちんと閉まらないんです。
削るのは,パソコンのランケーブルを通すためです。
いったんは御用済みになったPCを,もう一度活用するためです。
PCをモデムと最短距離で繋ごうと思案します。
“そうだ,ケーブルを屋外に出し,外壁に沿わせまた屋内に入れればいいんだ”

「ガリ,ガリ,ガリ,ズリーッ,ズリーッ」
“あっと,また別の場所が・・・”
力加減で,ドリルが滑るんです。
ドリルは重たいんです。
窓がやっと閉まる程度には削れました。
はじめに考えた通り,ケーブルも無事モデムとつながり,PCも立ち上がりました。

何とか思い通りにはできたんですが,時間がかかり過ぎです。
サッシに,余分な傷もつきました。
一時間も有ればと,昼前に始めて昼食が二時半になりました。
“熟練の技と道具”が“もう少し”足りないんです。

ブログは今回,150号です。
プロのタイヤ交換のように“スムースに”とはいきませんが・・・
                            やれこら やれこら
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「カンタン水貼り」  やれこら やれこら

2014-12-08 07:32:59 | 今日のやれこら
見晴らしの良い,出窓一面に結露が起きるんです。
北風の当たる窓です。
朝一番,カーテンを開けて畑の様子を見る窓です。
それが一面水滴でくもっています。
“これは何とかしなければ”

という事で,“カンタン水貼り 窓ガラス断熱シート”買ってきたんです。
“窓ガラス断熱シート”は緩衝材に使う”プチプチ“と見た目は同じです。
見た目は同じでも,暖房効果アップ+結露防止なんです。
早速,作業にかかります。
断熱シートは「90×180cm」の大きさで,そのままでは,サイズが合いません。
窓の大きさに合わせてカットしなければいけません。
長い物差しと,長い作業台が有ればカッターナイフで簡単なんです。
ですが,そんなものは有りません。
食卓に広げたプチプチは,何列にも直線に○が並んでいます。
○と○の間を目印に切っていきますが,眼は充分高齢者です。
まっすぐ切っているつもりが,いつの間にか一筋隣にずれているんです。
貼ってから分かります。
“あらら,上の幅と,下の幅が,違うがな”
修正しようとしますが,ハサミの刃に“プチプチ”の端が引っかかります。
いったん剥がしてやり直せばよいものを,窓に貼ったままですから・・・
結局は,“まぁ,少々の事は,いいかっ”になるんです。

「両面テープ出して」
結露ができる窓のひとつは,模様ガラスです。
“カンタン水貼り窓ガラス断熱シート”ですが,模様ガラスに“水で”は無理です。
両面テープを窓に貼り,その上にプチプチを当てて貼る事にします。

“ん,もぅ”
窓ガラスに貼った両面テープの上紙が,なかなか剥がれないんです。
プチプチの裁断は上手くいき,後は貼るだけなんです。
上紙を爪を使って剥がそうとしますが,上手く剥がれてくれません。

結露対策には,最後まで手こずったんです。
何が“カンタン水貼り”だ。
                  やれこら やれこら

PS)模様ガラスに貼った両面テープは,一時間もすると剝がれました。
   模様ガラスに”プチプチ”は諦めたほうが良いかもしれません。
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一日の始まりは,にぎやかです やれこら やれこら

2014-12-07 07:31:03 | 今日のやれこら
「ピーポーピーポーピーポー」
“また救急車だ,回数が多いなぁー ”
二日前にはご近所で,早朝の救急車出動も有ったんです。
今日も朝から,何度も救急車が鳴らす警報音が聞こえてくるんです。
県道からです。  
事故にしては多すぎます,時間もずれています。
“一昨日あたりからの冷え込みが厳しいからなぁー”
“まだ寒さに,体がなれてないからなぁー”
“お年寄りが,体長を崩したんかなぁー”

ここ二,三日の冷え込みは,当地のこの時期にしてはきついんです。
今朝は,我が家の庭にも初氷です。
庭に置いた餅つき臼に,水を入れています。
その臼にうす氷がはっています。
指を充てるだけで割れる厚さですが,確かに凍っています。

「この度の衆議院議員選挙に立候補・・・・・・」
朝から3度目の「ピーポーピーポーピーポー」が通り過ぎた後に,突然聞こえてきます。
8時過ぎです。
選挙カー,活動開始のようです。
必死さは伝わりますが・・・大きな声です,
“沿道の「まっさん」熱烈視聴者から反感かうのに”

「プルルー,プルルー」
今度は珍しく,朝早くから電話です。
受話器は市内からの番号を表示しています。
セールスにしては,時間が早すぎます。
“ははぁー,これは選挙だ”

案の定,選挙事務所を名乗ります。
「○○候補頑張っております,最後までのご支援よろしくお願いいたします」
電話は“知り合い”が,私を後援者として“紹介”したからのようです。
“紹介”は “社会生活を円滑に行うため”に,する場合も有るようです。
私も“社会生活を円滑に行うため”に,同じような事をかつてしたことが有ります。
慇懃無礼な受け答えで,“知り合い”に恥をかかせてもいけません。
かといって,熱烈支持者を装う訳にもいきません。
「頑張ってください」
事務的に,差し障りない言葉で電話を切ります。

“やれやれ,にぎやかな一日の始まりだ”
賑やかな始まりだったんですが,午後からはいつもの“様子”に戻ります。

「ピン,ポーン,××便でーす」
“うん,もう,30分のウトウトタイムだったのに”
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"チン”してランチ   やれこら やれこら 

2014-12-06 07:30:36 | 今日のやれこら
“そう,そう,あの丸い島の向こうで,生け簀の養殖ダイを釣ったんだ”
“この道を曲がれば,航海安全,子授け、安産の観音さんに行けるんだ”
崖の上にあるお堂からは,眼下に瀬戸の海が見晴らせます。
ですが今日はそちらへ曲がらずに,海岸線から少し離れた山沿いの道を行きます。
瀬戸内海に浮かぶ島や,大型の貨物船があちこちに停泊しているのが見えます。
“うーん,絶景だ”
紅葉の間から見える海は,太陽の光を反射してキラキラしています。
この道を通るのは,何年か振りなんです。

「帰りは少し遠回りして,久しぶりに“ランチ”しよう」
「あそこなら景色も良いし,美味しいし」
提案したのは私です。
我が家では二人で“ランチ”などという事は,めったにない事です。
“前回の“ランチ”はいつだったかなぁー?“
“一年前?”
“もっと前かなぁー?”

今日の用事は,郵便局です。
近くに郵便局はありますが,今日行く郵便局は少し遠いんです。
どうせ暇です。
知人に頼んでいた年賀状を,郵便局まで受け取りに行ったんです。

お目当ての店に到着しましたが,駐車場に車が有りません。
一台だけ停まっている車のドアには,店の名前が書いてあります。
“昼食時なのにおかしいなぁー”

“そりゃぁー,無いでしょう”

店の入り口に張り紙です。
以前来たことのある店です,その時は客で店内がいっぱいだったんです。
まさか,今月が2日間だけの開店とは・・・・
しかも,明日ならOKとは・・・
“ランチ”の気分は萎えました。
“仕方ない,コンビニに寄ろう,似たようなものは有るだろう”

有りました,有りました。
“チン”して食べるんだそうです。

さすが,世界に誇る日本のコンビニ「7」です。
久しぶりの“ランチ”は“ご当地ラーメン”の予定だったんです。
“チン”するだけなのに,食べるはずだった“ランチ”と同じような味がしたんです。
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コメントしないのが・・・  やれこら やれこら

2014-12-05 07:30:11 | 今日のやれこら
“だあれも,なんにも言わないなぁー”
“目立たないのかなぁー”
“そんなはずはない,これだけ年相応でなければ何か言うはずだ”

「裏フリースイージーカーゴパンツ」なるものを買ったんです。
ネット通販で。
同じようなパンツは何本か有りますが,ほとんど色は黒系統です。

“今回は思い切って派手な色にしよう,今まで地味すぎた”
ということで,赤っぽい,オレンジっぽい,茶系の色にしたんです。

若者モデルのコーディネートを参考にして,ジャンパーの色も決めました。
白髪隠しの帽子もかぶりました。
今日が“初”履き,外出なんです。

午前中,会った知り合いは三人です,話もしたんです。
だあれも,私のパンツを話題にしてくれないんです。
話を,わざわざパンツに向けるもの不自然です。
チラチラッと視線を下に向けますが,効果は有りません。
誰かパンツの話題に触れてくれれば,答えは準備してあるんです。
「通販だから,本物の色が分かりにくくて・・・」
「履いていれば若者に負けない気分になりますよ,あなたもどうです」

“おかしい,似合いすぎてるのかなぁー”
“若者風コーディネートが,ばっちり過ぎて,言う事ないんかなぁー”


これは若者の色,これは年寄り向き,思い込みが有りすぎるのかなぁー・・・

“よし,○○○の所に行こう,あいつは同級生だ,絶対何か言う”
似合っていても言うはずです。
「なんじゃぁー,そりゃあー,おかしゅう(頭が変に)なったんかぁー」

“あれれ”,車が有りません,外出中のようです。
仕方ありません。
“また明日という事にしよう”

そして,誰かが言いそうです。
「余り“似合わない”ものには,コメントしないのがエチケット」
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コンビニ弁当   やれこら やれこら

2014-12-04 07:30:00 | 今日のやれこら
コンビニです,弁当を買いに来たんです。
棚の弁当は,少ししか残っていません。
「あのー,弁当はこれだけですか?」
『いえ,今届きましたからもう少し待ってください,直ぐ並べますから』
なるほど,店の駐車場に7のマークの付いたトラックが止まっています。
“よし,出来立て弁当が買える”
という事で,他の商品を見る振りして待っています。

“うーん,もう,もう少し手際よくできないものか”
“客が,待ってるんだけどなぁー”
弁当並べの手際が,悪いんです。代わって手を出したくなります。
並べているのは,白髪の混じった元女子です。
一つ弁当を手に取り,ゆっくり棚に置き,周りを確認し,また一つです。
丁寧と言えばそれまでですが,要するに“とろい”んです。
弁当棚の前には,配達されたばかりの弁当が入った箱が積んであります。
箱の上から順に並べています。
一番上の箱には,カレー系統らしき弁当が入っています。
“違う,欲しいのと違う,カレーを早く済ませ,次の箱に行ってくれ”
やっとカレー弁当並べは,終了です。

“あれれ”です。
カレーの次の箱から出てきたのは,サンドイッチです。
今度は,斜め上の棚に並べていきます。
サンドイッチは,まだたくさん売れ残っています。
賞味期限を確認しているようです。
一つ一つ丁寧に確認し,並べ替え,新しいものを置いていきます。
やれやれです。
次の箱からも目当ての「焼き肉弁当」は,出てきませんでした。
待つ事は嫌いです,限界が来たんです。
新しい目当ての弁当は諦めて,前から残っていた幕の内弁当にしました。

“なんだ,その言い方は”
“何が有ったか知らないが,もう少し,愛想よくしろ”
口に出して注意する勇気はありません。
レジのバイトらしき女子に腹を立てているんです。
“不服そうな顔”で,お決まりの文句をとなえます。
「温めますかぁー↗」
「カード,チャージするんですぅー↗」                                       
「ありがっとぉっ,ございましたぁー↗」
私が経営者なら,レジの女子も商品並べの店員も,即刻お引き取り願うんですが・・・

欲しかった弁当も買えず・・・
レジで無駄な腹を立て・・・
ですが,つい利用してしまうんです。
                         やれこら やれこら
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‟ほせい”下着  やれこら やれこら

2014-12-03 07:30:00 | 今日のやれこら
「ルルルルルー,ルルルルルー」
固定電話が鳴ります。
“名前を呼ばないから,たぶんセールスだ”

電話帳登録者からの電話は,呼び出し音の後で名前を読み上げる設定にしています。
設定する際に,登録者の名前を「○○さん」と入れました。
電話機は,あらかじめ「さん」を付けて呼び出す設定にされていたんです。
登録した番号からの電話は,「○○さんさんから電話です」と呼び出します。
「さん」を付けてあるのに“気の利かんデジタルだ”
入力のやりし直しも面倒なので,そのままにしています。

「ルルルルル―,ルルルルル―」だけの呼び出し音は,大抵セールスです。
以前,受話器を取ったばっかりに,しつこいセールスで,気分を害した事が有るんです。
「老後の備えは大丈夫? お子様は何人? お子様はどこにお住まいで・・・」
“いきなり電話してきて,老後どうしようが勝手だろうが,プライバシーだろうが”
“とはいえ,ガチャンと切ってしまうのも・・・相手も仕事で必死だろうから”
つい同情してしまうんです。
そんなこんなで「ルルルルル―,ルルルルル―」には,面倒なので出ない事もあります。

“うーん,市内局番かぁー,出てみるか”
今日は,久しぶりに出ることにします。
「もしもし,○○さんのお宅でしょうか?」
どこかで,名簿を手に入れているようです。
『はい,そうですが』
「奥様は,いらっしゃいますか」
『はい,独身では有りませんが』
「・・・,いえ,そうではなくて,お近くにいらっしゃいます」
『近くにはいませんが,家の中にはいますよ』
「申し訳ありませんが,奥様と代わっていただけますか」
『何の用事でしょう,今忙しくしていますが』
「ほせい下着を奥様に是非,と思いまして」
『ほせい下着??』
「はい,体型を整える下着をお勧めしようと思いまして」
『体型は,年相応に整っていますが』
「はい,その体型をより若く,魅力的になるような下着をと思いまして」
『そりゃー無理でしょう,もう十分な“ばあさん”ですよ』
「はぁー,そんなことは無いでしょう」
『“ばあさん”ですから,必要ないです』

“よしっ,今日はスッキリ,気分よく断れた”
受話器を置いて振り向くと,何やら言いたげな“ばあさん”が睨んでいます。
                    やれこら やれこら
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季節外れ  やれこら やれこら

2014-12-02 07:30:01 | 今日のやれこら
月めくりのカレンダーが,残り一枚になりました。
カレンダーと聞くと,必ず思い出します。
20年も前の事です。
仕事納めの日,職場に届いたカレンダーを同僚たちと分け合い,持ち帰ります。
ひとつカレンダーが残ります。
「これは誰のかなぁ?」誰かが言います。
「カレンダー」言ったのは私です。
居合わせた同僚たちの“冷ややかな,愛想笑い”が忘れられません。

“あれ,今年もボケが咲いている”“花盛りは三月終わりなのに”

我が家の駐車場の側です,一輪,葉の落ちた枝についているのを見つけます。
ボケは30年以上同じ場所に有ります,毎年何輪か,この時期花を咲かせます。
「このボケは,ボケとる」・・・だぁれも笑いません。
季節外れのボケの花を見るたび頭に浮かびますが,以後口に出した事は有りません。

“あれ,さつきも咲いてる”

お隣の庭から道にはみ出した一輪です,もう花も終わりのようです。
「“さつき”まで開いていたさつきの花が,しぼみかけてる」
これはいいと思いますが,口に出しても聞く相手がいません,一人で散歩中です。

“ちょっと早すぎるんじゃない?”

今度は水仙を見つけます,庭の隅に山茶花と並んで咲いています。
“すいせん,すいせん,すいせん,すいせん・・・・・・・すいません”
「すいせんが早く咲きすぎて,すい(ま)せん」
これはちょっと無理かぁー
                            やれこら やれこら
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