入り江の小船

ヒマがあったら書く日記。

鹿児島

2013年01月16日 22時31分14秒 | Weblog
鹿児島市に行ってきた。
歴史と自然が豊かで素晴らしい。
天気予報に火山情報が出るというのが
火山が無い地方の者にとっては
異文化のように思える。
あいにく、この日はにわか雨が降り、
桜島の山頂に雲がかかって見栄えがよくない。





実際の西郷どんのイメージに近いという銅像。





「晋どん、晋どん、もう、ここらでよかじゃろう」と
銃弾に斃れる西郷隆盛を演じる里見浩太朗の演技が涙を誘う。
あのドラマでは爆発シーンがあるためか、
採石場跡みたいなところで撮影していなかったか?



帰りは熊本まで戻り、まっすぐ帰らず、
高速バスで阿蘇山を眺めながら大分に出て、
大分からさんふらわあに乗って神戸まで行った。
かなり遠回りだが、神戸の異人館を見たかったから。



ここでもみんなの憧れの船長になれる!!

熊本城 高瀬 田原坂

2012年12月25日 18時33分30秒 | Weblog
天下の名城の熊本城に行ってきた。





観光整備されているとは言え、勾配がキツくてえらい。
少ない兵糧の政府軍が薩軍の攻撃に耐えたのもわかる。



今度は一路、玉名方面に向かった。
年末時代劇スペシャルの「田原坂」で
堤大二郎が演じる西郷小兵衛が
見事な吶喊ぶりを見せて斃れる
ドラマティックなシーンがあったので、
死地である高瀬まで行くことにした。





駅からタクシーで西郷小兵衛の碑がある場所まで行ったが、
この道20余年のベテランの運ちゃんが
「西郷小兵衛の碑に行く客は兄さんが初めて」と
いうくらい滅多に客が行かないところらしい
碑がある場所が本当にわかりづらく、
ベテランの運ちゃんが道に迷うほどあり、
気を利かせて市役所の観光課に問い合わせてくれたが、
それでも回答までかなりの時間を要した。
観光課も場所がわからなかったらしい。

何分か経ってから観光課から回答があり、
教えられたとおりに行ってもたどり着けず、
諦めて駅に引き返そうとしたら
運ちゃんがせっかく遠方から来たのだからと
料金メーターを止めて碑を探し回ってくれた。
しばらく探し回ったら、本当にわかりづらい所に
ポツンと西郷小兵衛の碑があった。
新玉名ができたから兄さんと似たような客が
増えてくるだろうから今日は勉強になった、と
時間を割いてくれた運ちゃんに感謝。



昼を過ぎてから田原坂に向かった。





田原坂駅から田原坂公園までは徒歩となった。
時折、通り雨が降ってきて行く手を阻まれる。
私のすぐ傍で落雷したのには本当にビビった。
まさに雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂。

官軍なみの重量の手荷物で田原坂を越えた。
右手にビニール傘、左手に紙袋、
ビール腹豊かな“自称”美少年





汗だくになってやっとの思いで田原坂公園に到着、
しばらく休憩してから田原坂資料館を見学した。





薩軍のコスプレは在り合わせのものでもできそうだな。





本田博太郎が演じる佐川官兵衛がカッコいい、
佐川官兵衛が出てくるシーンがお気に入りで
リピート再生して何度も見ている。


唐津 長崎

2012年12月24日 19時31分35秒 | Weblog
祖父の里である佐賀県の唐津に行ってきた。
十数年前に親父と一緒に行ったことがあったが、
市内を車で回り、唐津城を遠望しただけですぐに帰ってしまった。





今回、唐津城に行ってみたら石垣を修復していた。
どういう工程でなんという工法かわからないが、
なかなか目にすることができない作業を
見ることができてよかった。

唐津でイカの活け造りを食べたかったが、
予算に限りがあるのでまた次回に。



特急かもめで長崎に向かった。
ちゃんぽんと皿うどん美味すぎ。

中学校の修学旅行は長崎で、
班別行動で出島に行ったことがある。
当時の出島はがっかり名所だったが、
今は2時間くらいないと回れぬ
一大観光スポットになっていた。





長崎港に行ってみると軍艦島行きの観光船が
ちょうど入港しており、大勢の観光客でにぎわっていた。

壱岐 

2012年12月22日 17時34分57秒 | Weblog
博多港からジェットフォイルで壱岐に向かった。
ジェットフォイルのふわりとした感覚は酔うな。
荒天で大きく動揺する船の方がまだ耐えれる。

壱岐の郷ノ浦港に到着し、事前に予約していた
定期観光バスで壱岐一周の観光めぐりをした。

向かいには壱岐警備隊の施設が見える
かつもとイルカパークでイルカショーを見た。
ここは入り江になっているが、この日は強風が吹き、
イルカが散らす水しぶきがギャラリーの方向に向かってきた。





ガイドさんの話によれば、飼育員の女性たちは
県外者ばかりで、数年前に壱岐に遊びに来て
そのまま移住したという島ガールらしい。



勝本朝市に行って干物や雲丹などの海産物を買った。
これらに舌鼓を打ったのは帰宅してからではあるが、
瓶詰めのうにいかをご飯にのせたら美味かった。



山乃守酒造の酒蔵見学をした。
試飲で全銘柄を飲ませてもらった。
麦焼酎発祥の地で朝から飲むとは
なんとも贅沢なんだ。



昼食後、猿岩を見に黒崎半島へ向かった。
猿岩の手前には壱岐要塞の黒崎砲台跡がある。





江田島にある陸奥の主砲みたいに展示していたらいいんだけどな・・・。





ちょうど、砲台の位置から見ると猿に見える猿岩。
この巨猿を倒すために砲台が設置されたんじゃないかと
思うほどの出来ばえ。ただし、別の角度から見ると
猿の形ではなく普通の岩、同じ岩だと思えない。
奇岩と軍事遺産の嬉しい組み合わせ、男は黙っていられない。


中津 耶馬溪

2012年11月27日 20時53分16秒 | Weblog
耶馬溪めぐりの定期観光バスの待合に
中津市にある中津城に行ってきた。





1ヶ月ほど前に水戸黄門の再放送で
中津城のご城下で不正ありしってな回があった。
劇中随所で中津市の名所・名物が強引に出ていた。





天守閣の脇にある奥平公を祀る奥平神社があり
趣の凝ったおみくじの自販機があった。
再来年の大河ドラマが黒田官兵衛なんで
観光客の対応で中の彼も忙しくなるだろう。



定期観光バスの出発時間になったので
耶馬溪とその周辺に向かった。

知らぬ道で広い地域ををレンタカーで
回るのが面倒な上に、紅葉シーズンで
車が多いのでイライラするだろうから
定期観光バスの存在はありがたい。
なによりもガイドさんの話を聞くのが好きだ。





耶馬溪、地形で既にヤバい状態なのに
それをさらに手を加えた青の洞門。

おぉ、日本三大奇勝の三つ全てに行けたぞ。
行った順は妙義山、寒霞渓、耶馬溪。





羅漢寺の個々のしぐさが特徴的な五百羅漢と渋い顔の持国天。
色や欲に執着する私は涅槃の境地に達することは無理だ。