入り江の小船

ヒマがあったら書く日記。

アブラハム

2012年01月03日 13時08分22秒 | Weblog
正月だが予定も何も立てていなかったので天地創造を見た。

アブラハムの世継ぎがなかなか生まれてこない場面だけを
各国でリメイクしたらこんなことにはならないだろうか?

K国版
サラとハガルの不和が異様なほどネチネチしており
場面ごとに登場人物の誰かが涙を流す。

日本版
ハガルが最近売れてきたモデルでイシュマエルは
テレビ局が売り出したい子役で、やたらませた台詞が目立つ。
カメラワークが固定カメラで顔がアップになる場面が多い。

ベネズエラ版
開放的かつ情熱的。

平和への弾痕

2011年12月15日 20時43分47秒 | Weblog
サバゲーのメンバーが足らないので参加するよう頼まれて、
装備を持っていなかったもんだったから少し困ったが、
武器供与とベトコンのような姿で戦に挑んでみた。



総勢120人で黄軍と赤軍に別れて戦った。
私は黄軍だったが、この軍は指揮官不在で
各個人が映画やゲームのように
単騎で突っ込んでいってしまって
ことごとく討ち取られていくのに対して、
赤軍はその名の通り統制が取れていて
各分隊ごとに無線で連絡しあって
連携プレイで敵を撃破していくから強かった。

「嗚呼、これでは残敗兵やゲリラの掃討作戦・・・」



この日は戦の他にもささやかなイベントがあり、
ファッションコンテストをやっていたらしく、
120人の猛者(少なからず女性もいる)から
私とムジャヒディンの男性が選ばれた。

ムジャヒディンの衣装は凝っていて
見るからに金がかかっていそうなのに対して
私は上下2000円未満の作業服と
500円の笠で衣装そのものには
何も手を加えてなくて安上がりだ。

最終的に賞品(戦利品)として中古のM4を手に入れた。

秋の行楽

2011年10月12日 21時38分51秒 | Weblog
上田画伯の絵の展示をしているとのことで、
静岡県の藤枝市まで行ってきた。

画集で作品を見るより実物の方がいいな、
一目見ただけで画伯の作品とわかるその
詳しいメカニック+時刻+気象条件
といった緻密な描写。
これを月に百枚くらい描くことができるという。

画伯とは数年前の個展でお会いしたが、
今回は姿がお見えにならなかった。

会場が市営の施設とあって入場料が
200円とは良心的だ。

リットリオの絵があった。うおぉ、欲しい。


港のオブジェ

2011年08月16日 16時01分45秒 | Weblog
T市の目と鼻の先の離島の某島は
アートプロジェクトのおかげで活気づいている。
某島へのフェリーの中継地点である我が市も必然と観光客が来るので、
港の周辺が整備されてきれいになった。

しかし、某島に便乗したオブジェが足を引っ張っているように思える。



画像は水道工事の現場写真にあらず、中央のパイプはれっきとしたオブジェなり。

噂によれば背景の重機はホテル計画があって基礎工事をしているそうだ。
たしかに某島の宿泊施設は数に限りがあるし、
中継地点のT市のU港のすぐそばにホテルがあれば便利だろう。
本土が離島のおこぼれをもらうのは少しみじめな気がする。

欧州事情

2011年07月03日 21時09分15秒 | Weblog
Rを迎えに成田空港まで出向くつもりだったが、
東京駅で合流することとなり、飛行機の到着まで
しばらく時間があったので新宿に住む姉に旅先の
土産を渡しに行ったりして時間調整をした。



その後、東京駅でRと合流して、
さっそく土産話をしてくれた。

ドレスデンとプラハの街並みや料理の話か、
或いは学会での最新の研究や知識の話か、と思いきや、
学会で知り合った各国の研究者たちと夕食会して
パリっ子のフランス人が面白かったという話をした。

R曰く、同席していた研究者の国籍は
先述2氏の他に、スコットランド人、ベトナム人、K国人がいて、

そのフランス人がRが日本人であることを知ると、
「日本大好き!!和食神過ぎ!!外国の料理が不味いのではなく、和食が美味すぎるのだ!!」

Rの横にいたK国人に対して・・・、
「K国あれどしたん?行儀が悪すぎたりとか何であんなに酷いん?(笑)」
K国ネタをよく話すRは笑いをこらえるのに必死だったらしい。

EUといっても民族間の統合まではいかないらしく、スコットランド人に対して、
「スコットランドはイングランドに最後まで抵抗して未開である」

これに対してスコットランド人・・・、
「フランスもマルセイユとか治安が悪い場所とかあるじゃないか」

「ああ、あれね?あれ北アフリカからの移民ね」
と、フランス人、サラリと返す。
このフランス人とスコットランド人は以前からの知り合いらしい。

かつて宗主国であったことと、モスクワ遠征の逆恨みからか、ベトナム人に対しては、
「昔(植民地時代)のベトナムはよかった・・・、なんでソ連と仲良くなったんだ!!」

あいにく、この日はドイツ人とギリシャ人はいなかったが、
過去100年以内で独仏間で死者が数十万単位の戦争をしていた怨みからか、
「ドイツ人のキャベツ頭」という言葉をRに教えたりだとか、
欧州経済の足を引っ張っているギリシャを悪く思っているらしく、
「ギリシャ人の男は皆ゲイ」とも言っていたらしい。

昨今のホビー漫画でヨーロッパ勢がユーロチームとして
まとめて出てきたりするが、個人レベルにおいては
ヨーロッパの統合は民族的にみても難しいのだろう。

土産はボヘミアングラスのカップ、
箱に収められているかと思いきや、
Rのリュックに裸の状態で入っていて
そのまま渡されて、かなり困った。