篠窪の四季写真

神奈川県大井町篠窪(しのくぼ)から見える冨士山は超きれいで感動します。
春夏秋冬それぞれ見所があります。 現代版頼朝?

篠窪(しのくぼ)へ太田道灌で有名な山吹を探しに行く。4月はとても綺麗です

2017-04-25 06:42:29 | 12_季節写真
 こんにちは
昨日は篠窪(しのくぼ)へ行ってきました。
篠窪は黄色の山吹が咲き誇っています、
しかし、太田道灌(おおた どうかん)で歌われている「七重八重の山吹」ではなく「一重の山吹」のみ
 ●七重八重の山吹には種が無い・・・株わけで増やす
 ●一重の山吹には黒い種がつく・・・種で増やす

七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき
で歌われている山吹は「七重八重の山吹」であり、実がならない事を理解して
読んだ歌なのですね。
篠窪(しのくぼ)は自然が多いので種で育つ「一重の山吹」が多いようです。
・・・・未だ散策が足らないのかも。何処かにあるはず
隣町渋沢(千村)の山の上にある渋沢中学校の入口付近で「七重八重の山吹」
を見つけました。整備の時に後から植えている様に思いました。

なにはともあれ、篠窪の4月はとても綺麗です。
富士山は見えなくても心が満たされますよ。

【山吹の花】

一重の山吹が咲き誇っています。篠窪一番地の付近






↑七重八重の山吹の花





【八重桜の花など】

御衣黄桜(ギョイコウザクラ)


(予談)昔の人は「山吹の花の違い」のように全てを良く観察しています。
八重桜だけは一般の桜と違い「葉っぱ」の方が先に出て、その後に花を咲かせます。

以下は墓参りに行った時に親戚の100歳を過ぎたお婆ちゃんが桜を見て教えてくれた話です。
久本 雅美さんの様な出っ歯の可愛い女の人を親しみを込めて「かわいい八重桜ちゃん」と言っていたのよと教えてくれました。 
何故?と聞くと クスッと笑って「八重桜は葉が先。 歯が先」と教えてくれました。
その通りで八重桜だけは葉っぱが先に出て、そのあとにたわわに桜の花びらをつけますね。



【給水塔付近からの景色】

お茶畑と八重桜 不思議と心が落ち着く色ですね


いつも皆さんが菜の花と富士山の景色を見られている場所付近からの景色です。
遠くの富士山は見えなくても、向かって左端に目印の「矢倉岳」が見えています。






向かって左は山桜 遠くの大木は真っ白の花を咲かせた大島桜です。


天ぷらで美味しいウドも思いっきり成長しています。


高田堂(タカンド)の山頂付近を見る





篠窪から富士山は見えなくても、4月の景色はなかなかのものでしょう。
空気が美味しく、まさに新年度にふさわしい景色ですね。

【太田道灌と歌われている和歌に関する参考URL】
 以下をクリックしてください。
 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000139487


【その他】
 時間が許せば「NPO法人しのくぼ」のホームページも見てくださいね。
 http://nposhinokubo.web.fc2.com/

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