こんばんは
先日から「くず葉の家」で見た「サンザシの実」についてブログをアップしました。
興味を持った理由は北原白州の「この道」で歌われる「サンザシの枝も垂れてる」
の光景を見たいと思ったからです。
~~~~この道の歌詞~~~~
この道はいつか来た道
ああ そうだよ
あかしやの花が咲いてる
あの丘はいつか見た丘
ああ そうだよ
ほら 白い時計台だよ
この道はいつか来た道
ああ そうだよ
お母さまと馬車で行ったよ
あの雲もいつか見た雲
ああ そうだよ
山査子(さんざし)の枝も垂(た)れてる<ーーーどんな景色?
~~~~ここまで歌詞~~~~
子供の頃の母との思い出を歌ったようです。
子供なので目線が低いはず。
場所は何処なのでしょうか 時計台がみえる北海道?
あの雲を見上げながら、ふと手元に目を移せば
山査子(さんざし)の枝が垂(た)れていたのでは。
くず葉の家で見ている山査子(さんざし)は高さは1メートルもありません。
枝が垂れていると感じることがありません。
どうしても歌と結びつきません。
(1)サンザシとは
北半球の温帯に約200種が分布する落葉木で、ごく少数、常緑性
のものがあります。
北海道と長野県にクロミサンザシ(C. chlorosarca)が自生しているそうです。
サンザシの探索は続けたいと思います。
また、サンザシは英名はメイフラワー、メイブロッサム
(May blossom/5月の花)とも呼ばれるそうです。
・・・・意外と外国語の方が花の開花時期と種類(花か果物の花か)を
正確に表していますね。
↑ サンザシの盆栽 秦野市で見たサンザシは垂れているイメージがありません。
(2)ピラカンサと呼ばれるトキワサンザシとは
くず葉の家にはピラカンサ(トキワサンザシ)があります
背丈は2メートル程の木ですが、まさに歌の歌詞にあるように
サンザシの枝もたれてる」にぴったりと思えます。
(ピラカンサスとは)
・・・ピラカンサス - 庭木図鑑 植木ペディアより
南ヨーロッパ及び西アジアを原産とするバラ科ピラカンサ属の常緑樹。
明治時代の中期に日本へ渡来した。
花や秋にできる実がサンザシに似ていること、常緑であることから
「トキワサンザシ」との別名がある。
↑ 一般にピラカンサと呼ばれるトキワサンザシです
↑ トキワサンザシは「サンザシの枝も垂れてる」に似ています
【有効なWeb情報】
(1)北原白秋「この道」の解釈より
http://www6.plala.or.jp/tomoshibi/profile1.html
(2)NHK出版 みんなの趣味の園芸より
サンザシの基本情報より
背丈があるサンザシの写真などあり
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-901
北原白州が感じた世界と同じ景色を見てみたいです。
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