おはようございます。しおざわ治療院 治鍼堂の塩澤です。
昨日日中はもう梅雨が終わったのかと思うような夏の様な空でしたね。
それが一転大雨の後の空気の冷たさは要注意です。
さて、今年は例年以上に暑くなるとの予報が出ていますが、そんな時活躍するのが首を冷やす道具です。
水に暫く漬けると真ん中の部分が水を吸い、それを首に巻くことにより首を冷やすことができます。
(数年前の写真です)
大抵の方は上の写真のように巻くと思うのですが、実はこれではダメなんです!
この巻き方では身体を冷やすことは出来ず、肩こりを増長させてしまうだけなんです!
ではどう巻けばいいか?
それは...
前から後ろにかけて巻くのが正解なんです。
理由は簡単、冷やしたいのは首ではなく血液なんです。
首にある太い血管は頸動脈になります。
頸動脈は首の側面にある為、後ろから巻いたらとどかず頸動脈を冷やすことが出来ないのです。
しかし、前から巻くと頸動脈まで冷やすことが出来るようになります。
出来ればこの時首の後ろにはハンドタオルなどを挿み、首の後ろは冷やさないようにするのが一番です。
首に保冷剤などを巻く場合も首の後ろでは無く、首の側面を冷やすようにしましょう。