おはようございます。しおざわ治療院の塩澤です。
ジメジメとした梅雨が続いていたと思ったら、急に暑くなりました。
明日からはまた天気が悪いようですね。
さて、こういう季節で気を付けないといけないのが熱中症です。
色々な要因で体内の温度が上がってしまうことにより起こります。
ですので身体を冷やすことが重要となります。
そこで気を付けていただきたいのが、
“首を冷やさない”ことなんです!
いくら体表面を冷やしても、体内の温度はそれほど下がりません。
結局は体表面の冷えにより、首肩のコリに繋がってしまうのです。
ではどうすればいいのか?
答えは簡単。血液を冷やすのです。
首、腋窩(脇)、大腿内側(内腿)を冷やすと効果的です。
よく、首に巻く保冷材などが売られていますが使い方に気を付けましょう。
首で冷やす場所は頸動脈となります。
頸動脈の位置は以下の太い部分になります。
(
Wikipedia参照)
要は
首の横より少し前になるんです。
けっして首の後ろ側ではありません!
ですので首に巻くタイプを使うようでしたら前側から後ろに向けて巻くようにしてください。
後に巻いた方が気持ちは良いかもしれませんが、体温を下げるのは難しいからです。
私が使う場合、首の後ろは冷えないようにタオルを当て前側から冷やすようにしています。
間違った使い方をして熱中症にならないようにご注意ください。