心人-KOKOROBITO-

亡き先人と今を生きる人に想いを馳せて
慰霊活動や神社参拝で感じ取った事を書き綴った日記と日々の雑感コラム

壱弐参

2010年07月10日 | 思索
【壱】

相手から激怒され、それを受けた者は、激怒している相手の真意が実に理解しがたい。
人に真意を伝える際には、感情を一時横に置き、誠実に話すべきである。なぜ、怒っているのか、だから怒るのだ、この理由を【行いと感情の比例】として諭すべきだろう。
受け手も、改めてその激怒した態度に惑わされることなく、感情を一度横に置き、なぜ相手がそこまでの態度になったのか、己がした行いを見つめねばならない。
互いの感情を、一時横に置くことが最も大切である。その行為もせず、安易に嘆くな。


【弐】

伝えたい核心をそのまま提示しても伝わりにくい。なぜなら、思考が邪魔をするから。同じ経験をしても共有する部分は、ほんのわずかであり、全て共有することは難しい。
よって、互いを球体とし、触れ合った一点、そこを共有と認知する方が賢明である。そうすることによって、球体の接点が転がってゆき、触れ合う面が増えるだろう。それが対話だ。
対話の中で、その接点がどこにあるのか見つけろ。その点を見失うな。


【参】

言葉では伝えられないものは、空気で伝える。こころの提示の方法は、千差万別である。説明するもよし。黙って駆けつけるもよし。相手のそのこころの提示の方法は、全て相手に委ねられる。その中で、相手のこころに触れると良い。空気でも、言葉でも、感じる力があれば、おのずと奥深くにある相手の真意は感じ取れるはず。黙って、感じろ。




昨日の3つの事象から感じ取った学びです。こころから、ありがとうございます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。