Life Hacking

城西雑録--日々のあれこれとよもやま。

マレーシアのこと

2014-03-11 | あれこれ
 パキスタン航空なんかに搭乗すると、離陸前にアラー神へのお祈りがあるのだけれど、同じイスラム教国の国営航空なんだけれど、マレーシア航空では、離陸前にそんなことはしない。

 で、日本の新聞では、こんなことは、まったく報道しないのだけれど、先日のニューズウィーク日本版「独裁者たちの春」(2014年3月4日号)では、マレーシアをまぎれもない独裁国家のひとつと規定していた。

 「マレーシアのナジブ・ラザク首相は裁判所を味方につけ、訴訟攻勢で政敵をつぶしている」(P-26)

 この政敵というのは、野党指導者のアンワール・イブラヒムのことで、この前、日本に入国しようとして、成田で足止めされて、本国に戻ったわけ--。
 その後、かねてからの同性愛行為の訴追を受けて収監されたとか--だったけっ。
 わたしの記憶はあいまいなのだけれど、KLから北京に向かったボーイング777型機が遭難する数日前の出来事だったような。

 なんで日本が、アンワール・イブラヒムを成田で追い返したのかは知らない。
 でも、憶測に憶測を重ねての妄想では、テロの噂もあるし、この人の収監と航空機事故と関係があるのかしらん。。。?

 いずれにせよ、政治的に鋭く対立する国内勢力がある国の航空会社は、もう搭乗は避けたほうが無難みたい。なんとなくそう思う。
 パキスタンもそうなんだけれど、この航空会社の場合は、離陸前のお祈りでか、今のところは、難を免れているようで--。危うい冗談なんだけれど。