宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

長浜行き

2006-05-17 17:24:33 | 徒然

昨日は定休日。
同業者の情報交換会出席の為、肱川あらしで知られる長浜に出かけた。

11時過ぎに新居浜を発って、高速道路を伊予インターで降りる。
そして、双海海岸経由で、海岸線を走って12:40頃に長浜に着く。



ここが、今月の幹事であるMっちゃんのお店。
かの赤橋のそばにあるショッパーズのインショップである。

全員が揃ったところで、小雨がそぼ降る中、近くの会議場に移動する。


30人は優に収容出来そうな会議場。






遅い昼食にと先のスーパーで求めた巻き寿司を食べながら、先刻Mっちゃんがくれた新製品を試飲する。




アサヒ プライムタイム

なんだか、ワインのシャルドネの香りがする。
やや獣臭に近いものも感じる。
ビールとワインが合わさったような香り。
味わいは重く感じる。
なんだか、柔らかさやキレに欠けるような・・・
まあ、常温で飲んだのだから、ちゃんとした試飲とは言い難いのだが。


会議は、各店の売価の報告と、ポイントシステムの取り組みを発表しあう。
同じグループにあっても、各人の考え方や経営方針は微妙にまちまちなので、参考になるし、触発を受ける。

17:30に会議終了。
すぐに、懇親会の会場へ向かう。
Mっちゃんに先導されて、肱川沿いに内陸部へ向かう。



ほどなく「伊予の小京都」「おはなはん」で知られる大洲に入る。





懇親会は、ここ、Mっちゃんのお父上が経営する「やまとや」さんである。



拡大する

今日のメインはその日の朝、そのお父上が釣ってきた岬アジである。




活きががいいから歯ごたえが違う。
また、新居浜辺りで出てくるものと比べれば、その大きさが違う。


この日は各人が自分の飲み分を持ち込みということで、それなりの酒が集まった。
珍しいのは、M谷さんが提げてきた
黒純米 山廃仕込 1800ml梅錦 黒純米 山廃仕込である。

精米歩合80%と、敢えて精白度を低くし、蔵付き酵母で山廃仕込みした酒。
香りはちょっと嗅ぎ取れなかった、というよりも、真剣にメモってない。
すっと入ってくるが、しっかりとした味わいがある。
燗をつけると化けた。
より、輪郭が増して、そのコクに深みが出る。
クッキリとしていながら、柔らかなふくらみを感じさせる、燗上がりのする酒だった。


さて、その他の酒については、メモはないし、その記憶も不鮮明につき割愛。
残念(自覚が足りない)。






この座敷が、後で宿泊の場に変わる。

この後、Mっちゃんの妹さんが経営する近くのスナック(家族で酒にまつわる多角経営)で飲んで、日付の変わる頃に帰り着くと、寝られるようにしてくれてある。
感謝。

ひとしきり、M谷さんの値付け感を教授いただいて、こてっと眠る。

次に気づいたのが5時過ぎ。
隣で寝ていたA木さんが先に発った。

私も、再度無理に寝ることもなかろうと、そのまま起きる。
外は結構な雨が降っている。

寝間着のまま車に乗り込み、雨の高速道路をひた走る。
1時間余りで帰宅。

そのままベッドに潜り込み、仮眠をとる。
ちょと前まで大洲の飲み屋さんの座敷で寝ていた格好のままで、自分の部屋にそうしていることがなんとなく不思議な感覚。
車と、高速道路の有り難さが判る・・・



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次回締め切りは5/21


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