昨晩プライムビデオにあった茶飲友達というタイトルに、恐らくは【高齢者のハナシ】だと踏んで観始めた。
「燦燦 さんさん」「ソワレ」の外山文治監督が、2013年10月に高齢者売春クラブが摘発された事件を元に、超高齢化社会の現代日本が抱える閉塞感や寂しさなど、さまざまな問題を反映して描いた群像ドラマ。
案の定と思いながら観てると、いやいや、そればかりではなく、家族との確執、人生における挫折感、不毛な男女関係、孤独、生き甲斐の喪失、老後の不安等々、重いテーマが階層的に展開される。
自分の今後を見るようで、様々な思いを巡らせなが見入ってしまった。
とどのつまり、いくら理屈を付けても売春は売春、という真っ当な締め括り方に胸を撫で下ろす。
しかしその対を為す部分で、高齢者の性という問題提起は凄いと、素直に認めざるを得ない。
でも私はやっぱ、あの役所広司のPERFECT DAYSの主人公のように、孤高でありたいと思う。
後何年生きられるかは神のみぞ知る、だが、死を迎えるその間際まで、せいぜい孤独を愉しむオジイでありたいと、昨今、富に思う。
しかし、久しぶりに観た岡本玲が良いね。
特にあのよく手入れされた髪型に見入ってしまった。
だからこそ余計に、高齢者との差が目立ってしまい、老いるということの宿命を思ってしまった。
もしそれが狙いだとしたら、これも唸る。
素直に、オススメ・・・
本文とは関係ありません。
ただ、作文中に聞き惚れてしもうたもので・・・
ルパン三世 愛のテーマ feat. 今井美樹
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