私の大切な飲み友達であるY二さんは、以前から「シャンパンが飲みたくなる綺麗な川のほとり」があると言っていた。
「いつか一緒にシャンパンを持って行こうや」とお誘いを受けていて、それをようやく一昨日の定休日、実現させようとしたというお話をしようと思う。
週間天気予報ではその近辺は概ね晴天。
「これなら大丈夫」と楽観していたものが、その当日が近づくにつれ微妙に変化してきた。
「晴れ時々曇り」から「曇り時々晴れ」となり、やがては「曇り」に。
そして、当日の朝にはついに「四国の山沿いでは局地的豪雨の恐れあり」とまでになった。
案の定、空を見上げるとどんよりと曇っている。
「まあ、現地で判断しよう」と13時に出発。
隣町西条の鴨川を上流へと上って行き、寒風山トンネルの手前にあるそこへ着く頃には、車のフロントガラスにポツポツと水滴が。
(雨粒と認めたくない気分)
兎にも角にも川原へ下りてみる。
なるほど、水が綺麗で、狭いながら、だからこそ競合しない良い場所である。
だが悲しいことに上空はしっかりと雨雲がどんどん高知方向から流れて来ている。
流石に強行する気にはなれず、断念。
ならば、もっと下流の広い川原でということに。
で、実際に行ってみると、駐車場から「それらしい」場所まで行くにはかなりの距離があり、「そこまでするほどのシチュエーションか?」ということになり、じゃあ、確実に屋根のある広瀬公園にしようと移動。
ここなら駐車スペースからすぐのところに、眺めが良くてもし雨が降っても退避できる東屋(庭園などに設けた四方の柱と屋根だけの休息所)もある。
「いいじゃんいいじゃん」と言いながら道具を運び込もうとしたその時、バーベキュー禁止の看板が目に飛び込んできた。
「ちょっと前までそんなことなかったのに」
「人がたくさんおるわけやないし、えんやないん?」
という意見も飛び出すが、そこはほれ、やっぱりルールは守らないと・・・
と言う訳で、
「じゃあ、マリンパークにしよう」ということになる。
「あっこなら絶対に大丈夫!」
結果は・・・
賢明な方なら大体想像がつくだろう。
二度あることはならぬ、三度あることは四度あったのである。
なんと、定休日でゲートが閉まっている。
ここまで来る間に、「誰のせい?」という話になり、「それはやっぱり普段の行いの悪いチューちゃんのせいやろ?」という流れに。
「なんでよ」と言うと、
「せやって、この前もチューちゃんと出かけたときこうなったやん、俺はチューちゃん以外とこんなことなったことないもん」とY二さん。
そういえば・・・
二月ほど前になるだろうか、Y二さんと飲みに行こうということになって、「平八」に行くも、臨時休業。
仕方ないので別の店で飲んで、代行で自宅近くのスナックまで帰ってきたら今度はそこが臨時休業。
どちらも滅多に臨時休業などしない店だ。
仕方ないのでまた町中までUターンしたという悲しい笑い話があったのである。
話を元に戻そう。
結局、垣生の浜辺でやろうということになり、ようやく「七輪焼きでシャンパン」が実現した訳だが、なんのことはない、自宅からすぐのお膝元に辿り着くのに2時間ほど大回りをしてきたという訳だ。
一体全体それは私のせいなのか?
なんとも合点がいかぬが、それ以降はしっかり愉しんだ。
それはまた後日に続くのココロだ~・・・
七輪にシャンパンとは こりゃまた
おしゃれな
いやぁ~ 眼に浮かびます
次回は、きっと晴れます
ぜひ再チャレンジなさってください
お邪魔しました ひろたま
再チャレンジの約束をしております