宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

ああ無情と山形勲とジャン・バルジャン

2018-11-25 12:52:35 | TVのこと
 昨日の投稿「デイビッド・コパフィールド」から、小学生の頃観た「ああ無情」を思い出した。
そして、FBにはこう書いた。


 小学生の頃、「ああ無情」というタイトルのモノクロテレビドラマを愉しみに観てた記憶がある。
確か、日曜の午前、主人公の名は、ジャンバルジャン。
教会の銀の匙を盗んだという濡れ衣を着せられるシーンを思い出す。
教会や燭台や銀の食器という設定が、当時の私には馴染みがなかったので余計だ。
それが「レ・ミゼラブル」だということを後に知って、映画でも観た。
 しかし、あの頃のが懐かしい。
1960年代のテレビドラマ。
主役の俳優の顔も、頭には浮かぶが、名前が出てこない。
 おまけに、このネット時代に、それらしい情報が一向に上がってこない。
あれは幻か?



 そんな訳で、思い出すことを諦めていた。
するとその夜、BSプレミアムでさくらと民子、そして…~山田洋次が描いた家族のかたち~を観ている時だった。
「息子」という映画の1シーンが流れて、三國 連太郎の演技を観ていたら、ふいに頭の中に「やまがたいさお!」と浮かんだ。

 そうだよ、山形勲だよ、あのジャン・バルジャンを演じてたのは。




 早速、ググってみれば、あれだけ探しても探しても見つからなかったデータベースに行き当たった。




キー局 TBS
放送曜日 月
放送期間 1964/04/06~1964/06/29
放送時間 18:00-18:30
放送回数 13 回
連続/単発 連続
番組名 明星杉の子劇場
主な出演 山形  勲、山本 豊三、レイ・アルテンバイ、
原作 ヴィクトル・ユーゴー(ビクトル・ユーゴー)
局系列 JNN






 1964年と言えば、私は8歳、すなわち小学二年生。
そうか、そんなに幼い頃だったか。
ただ、田舎の民放のこと、もしかすると、再放送を観たのかも知れない。
だって、放送は日曜の午前だったと記憶してるし。

ただ、山形勲のウィキペディアに「ああ無情」の記録はない。
そのくらい、情報の少ないドラマだったということだ。


 しかし、人の脳の不思議を見た気がする。
だって、思い出そうとはしてなかったのだから。
それが、突然降ってきた感じなのだから。

これを、宇宙が教えてくれたなどと書いたら、変人扱いされるので、書かない。
(書いてるのと同じか)


その夜中、録画してあった大恋愛〜僕を忘れる君とを観てると、若年性アルツハイマーのまだまだ未知の世界の様子が描かれていて、再びその意を強くする。



 私は、出来れば、ボケずにギリギリまで仕事をして、コロっと逝きたい。
いわゆるQOLの高い老後。



 ギンコをもうちょっと真面目に飲むことにする・・・



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2 コメント

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Unknown (山口つとむ)
2020-01-22 00:45:16
いましがた殿山泰司さんの本を読んでいて、
山形勲さんの話が出てきて、
たしか「あぁ無情」は山形勲さんだったはず、
と一瞬の思いが走り、
ここに来ました。
わたしは10歳でした。
感動した、、ような記憶があります。
返信する
そうですか (チュー)
2020-01-22 10:38:49
遠い昔のハナシになりましたね、ご同輩・・・
返信する

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