WARNING:自分で書いといてナンですが、いつもにも増して勝手言ってます。いつもにも増してクチが悪いです。しかも怒りに任せて書いたの無駄に長いです。でもって、米大統領選には余り興味が無い方や、オバマ支持ではない方は生暖かく笑って、無視してください。でも、窓閉じる前に、ちっと、これ→
押してっていただけると嬉しいな。
コロラド州デンバーで、第一回目の大統領選候補者が行われました。つい最近、共和党候補がロムニーに決まったとか思ってたのに、もうそんな時期かぁ…と、月日の流れる早さに焦りますな。で、私も生中継を見てみたわけですが… ああ、もう、ロムニーの言ってることを聞いてると、床に転がって、違う、違う、ちがうー!!って叫びたくなったですよ。いや、実際、余りのフラストレーションにゴロゴロ転がってましたよ。一緒になって犬が興奮して、わに家は阿鼻叫喚でしたわ。そいからロムニー、いったい何回、司会者の言葉を遮った?態度悪いぞ!アンタのそういった傲慢なトコ、嫌い。ムカつく。
今時、富裕層向け減税策だの、小さな政府が機能するもんか。ウォール街のハイエナどもを自由に泳がせた結果がどうなったかを忘れたのか?未曽有の債務を抱えているのに減税なんぞして、一体何処から国を支える支出を支えるんだ?ロムニーの主張する支出削減はすなわち、福祉削って、教育費削って、インフラ整備も削って、未来へ向けた投資も削って、中間層以下を切り捨ることにほかならない。富裕層向け減税による雇用創出とかの、おこぼれ経済(トリクルダウン理論)は、totally phony baloney。てめー、自分の州で失敗したのに、まだ言うかよ。
だいたい、おこぼれ経済の原点は、18世紀の思想家、Bernard de Mandevilleってのは、フツーに認められてるところ。で、こいつ、当然ながら特権階級生まれの金持ちね。で、産業革命以前のオランダのおっさんが唱えた理論が、アダム・スミスの「国富論」に繋がったと。18世紀だよ、18世紀!オスカル様がバスティーユに倒れ、貧乏旗本の三男坊、新さんこと暴れん坊将軍が毎週、悪徳役人を成敗してた時代だよ。そんな時代の理論を、この21世紀に持ちだして機能するとか、開いた口が塞がらなすぎて顎が外れそうだわ。
あたしなんか、純真無垢な(ヲイ)大学生んときに初めて習った経済学は新古典派だったし、大学院はアイビーだったんで更に刷り込みされ、ウルフェンゾーン以前の世銀に関わったので、「神の見えざる手」被曝量は安全値を十分に超えてます。そいでも普通に生活してたら、そんなん嘘やん、って思い知るじゃないですか。あちこちで価格操作が行われてるのは常識でしょ?中国の人民元為替レート操作(今さら、そんなことないよ、なんて人はいないよね?)だって、神も仏もないって一例。私、八百万の神様は信じてるけど、市場を官ざる神様は、とっくの昔に引退して、油屋でノンビリ茹だってるに違いなって思う
ロムニーの主張する、減税と規制緩和によって中小企業を中心に経済が活性化して税収増につながるって、ブードゥー経済の再来ですか?日本じゃそれを「取らぬ狸の皮算用」って言うんですよ。しかも、その狸、化かしますよ。
中間層を切り捨てても中小企業が発展するとか、ホンキで言いますか?企業を経営しているのは人間ですぜ。家のローンやら、子供の教育費やら、自分や家族の健康やらも考えなきゃならんのです。プライベートビーチで昼寝してる間に、株式配当とか海外運用とかで金が金が生む、ごく少数のアンタらとは違って、中小企業経営者を含む一般人は、生活を賄わねばならんのです。経営がうまく行けば、それが投資に反映されて経済が活性化するには、生活の基盤が安定していることが必須なのです。衣食住足りて、初めて投資なっとするかって気になるんです。家族が食うに困ってるのに、家が抵当に入ってるのに、子供が希望大学の進学をあきらめざるをえないのに、おーし、パパ、もっと従業員雇っちゃうぞ、なんてやってたら、離婚沙汰だわ。雇用増やす代わりに、慰謝料やら子供の養育費払う羽目にハマりかねんわ。
でもって、オバマの政策に代わり映えがない、失業率は高いままだし、経済も停滞したまんまって、んなモン、てめーの党が大統領側の出す政策案をことごとく議会で突っぱねるからでしょうが。曰く、富裕層への増税は、「全米自営自衛業者連盟(National Federation of the Independent Business)によれば、75万人の雇用が失われる」だそうですが、これは、どういう計算したのか、ちょっと調べてみなきゃと思ってます。きっと、明日になったら、ロムニーが引用した数字だから、いくらでも資料が見つかるでしょう。
も一つ、ロムニーは輸出の拡大を訴えていますが、何を誰に輸出するのん?いや、マジで。国債を日本に?勘弁して。
そいから、医療保険制度改革(通称オバマケア)。ロムニーは、政府に医療保険を任せない、っていうけどさ、今時の先進国(って言い方嫌いだけど)で、公的国民保険制度のない国なんてアメリカだけだし。長年治療を受けることの出来なかった保険を持たない人々が、無料診断所に徹夜で並ぶ国なんか、他にありますか?盲腸切ったら破産したとか、都市伝説かと思ったら本当だし。今のアメリカの「福祉制度」ってのは、企業が困ったら政府が助けることらしい。GMとか、住宅宅金融とか、大きすぎて倒れたら困るんだって。だから、私的営利機関である保険会社も、寡占状態の大手で占められてるから、護らなきゃならんのね。それで、国民がバタバタ倒れても、個人は大き過ぎないから放置してもいいのね?結局、公的保険を否定するって、そういうことでしょ?
既にオバマケアのお陰で、既存症のある人の保険加入拒否が違法化されました。以前は、持病持ちだったら保険に入れなかったの。治療費が高すぎ?そりゃ残念でしたね、死んでください、だったのね。安倍さんとか保険入れないよ。一方で、ロムニー陣営の具体的な医療保険改革案ってどんなん?州に保険制度の選択権限を与えるって言うけど、自分がマサチューセッツ州で実際に推してた医療保険制度改革がオバマ改革と似ているってのは、以前から言われてることだし。批判のために批判してるようにしか聞こえない。
討論後のCNN世論調査では、67%がロムニー勝利、25%がオバマ勝利と、ロムニーが圧倒的だったわけですが、確かに一方的に攻めるロムニーに、オバマはディフェンスに回ったように思えます。むかし、アル・ゴアvs.子ブッシュの討論会で、自分の積極性をアピールするためにガンガン攻めたゴアに私は反感を感じたんだけど、アメリカ人には受けが良かったのを思い出します。アメリカンは肉食系がお好き。でも、討論会は後二回ある。これも、オバマ陣営の戦略で、じわじわと嫌らしく、ロムニーのおバカ発言なんかを持ちだして、最終的には叩いてくれるものと期待しております。

コロラド州デンバーで、第一回目の大統領選候補者が行われました。つい最近、共和党候補がロムニーに決まったとか思ってたのに、もうそんな時期かぁ…と、月日の流れる早さに焦りますな。で、私も生中継を見てみたわけですが… ああ、もう、ロムニーの言ってることを聞いてると、床に転がって、違う、違う、ちがうー!!って叫びたくなったですよ。いや、実際、余りのフラストレーションにゴロゴロ転がってましたよ。一緒になって犬が興奮して、わに家は阿鼻叫喚でしたわ。そいからロムニー、いったい何回、司会者の言葉を遮った?態度悪いぞ!アンタのそういった傲慢なトコ、嫌い。ムカつく。
今時、富裕層向け減税策だの、小さな政府が機能するもんか。ウォール街のハイエナどもを自由に泳がせた結果がどうなったかを忘れたのか?未曽有の債務を抱えているのに減税なんぞして、一体何処から国を支える支出を支えるんだ?ロムニーの主張する支出削減はすなわち、福祉削って、教育費削って、インフラ整備も削って、未来へ向けた投資も削って、中間層以下を切り捨ることにほかならない。富裕層向け減税による雇用創出とかの、おこぼれ経済(トリクルダウン理論)は、totally phony baloney。てめー、自分の州で失敗したのに、まだ言うかよ。
だいたい、おこぼれ経済の原点は、18世紀の思想家、Bernard de Mandevilleってのは、フツーに認められてるところ。で、こいつ、当然ながら特権階級生まれの金持ちね。で、産業革命以前のオランダのおっさんが唱えた理論が、アダム・スミスの「国富論」に繋がったと。18世紀だよ、18世紀!オスカル様がバスティーユに倒れ、貧乏旗本の三男坊、新さんこと暴れん坊将軍が毎週、悪徳役人を成敗してた時代だよ。そんな時代の理論を、この21世紀に持ちだして機能するとか、開いた口が塞がらなすぎて顎が外れそうだわ。
あたしなんか、純真無垢な(ヲイ)大学生んときに初めて習った経済学は新古典派だったし、大学院はアイビーだったんで更に刷り込みされ、ウルフェンゾーン以前の世銀に関わったので、「神の見えざる手」被曝量は安全値を十分に超えてます。そいでも普通に生活してたら、そんなん嘘やん、って思い知るじゃないですか。あちこちで価格操作が行われてるのは常識でしょ?中国の人民元為替レート操作(今さら、そんなことないよ、なんて人はいないよね?)だって、神も仏もないって一例。私、八百万の神様は信じてるけど、市場を官ざる神様は、とっくの昔に引退して、油屋でノンビリ茹だってるに違いなって思う

ロムニーの主張する、減税と規制緩和によって中小企業を中心に経済が活性化して税収増につながるって、ブードゥー経済の再来ですか?日本じゃそれを「取らぬ狸の皮算用」って言うんですよ。しかも、その狸、化かしますよ。
中間層を切り捨てても中小企業が発展するとか、ホンキで言いますか?企業を経営しているのは人間ですぜ。家のローンやら、子供の教育費やら、自分や家族の健康やらも考えなきゃならんのです。プライベートビーチで昼寝してる間に、株式配当とか海外運用とかで金が金が生む、ごく少数のアンタらとは違って、中小企業経営者を含む一般人は、生活を賄わねばならんのです。経営がうまく行けば、それが投資に反映されて経済が活性化するには、生活の基盤が安定していることが必須なのです。衣食住足りて、初めて投資なっとするかって気になるんです。家族が食うに困ってるのに、家が抵当に入ってるのに、子供が希望大学の進学をあきらめざるをえないのに、おーし、パパ、もっと従業員雇っちゃうぞ、なんてやってたら、離婚沙汰だわ。雇用増やす代わりに、慰謝料やら子供の養育費払う羽目にハマりかねんわ。
でもって、オバマの政策に代わり映えがない、失業率は高いままだし、経済も停滞したまんまって、んなモン、てめーの党が大統領側の出す政策案をことごとく議会で突っぱねるからでしょうが。曰く、富裕層への増税は、「全米自営自衛業者連盟(National Federation of the Independent Business)によれば、75万人の雇用が失われる」だそうですが、これは、どういう計算したのか、ちょっと調べてみなきゃと思ってます。きっと、明日になったら、ロムニーが引用した数字だから、いくらでも資料が見つかるでしょう。
も一つ、ロムニーは輸出の拡大を訴えていますが、何を誰に輸出するのん?いや、マジで。国債を日本に?勘弁して。
そいから、医療保険制度改革(通称オバマケア)。ロムニーは、政府に医療保険を任せない、っていうけどさ、今時の先進国(って言い方嫌いだけど)で、公的国民保険制度のない国なんてアメリカだけだし。長年治療を受けることの出来なかった保険を持たない人々が、無料診断所に徹夜で並ぶ国なんか、他にありますか?盲腸切ったら破産したとか、都市伝説かと思ったら本当だし。今のアメリカの「福祉制度」ってのは、企業が困ったら政府が助けることらしい。GMとか、住宅宅金融とか、大きすぎて倒れたら困るんだって。だから、私的営利機関である保険会社も、寡占状態の大手で占められてるから、護らなきゃならんのね。それで、国民がバタバタ倒れても、個人は大き過ぎないから放置してもいいのね?結局、公的保険を否定するって、そういうことでしょ?
既にオバマケアのお陰で、既存症のある人の保険加入拒否が違法化されました。以前は、持病持ちだったら保険に入れなかったの。治療費が高すぎ?そりゃ残念でしたね、死んでください、だったのね。安倍さんとか保険入れないよ。一方で、ロムニー陣営の具体的な医療保険改革案ってどんなん?州に保険制度の選択権限を与えるって言うけど、自分がマサチューセッツ州で実際に推してた医療保険制度改革がオバマ改革と似ているってのは、以前から言われてることだし。批判のために批判してるようにしか聞こえない。
討論後のCNN世論調査では、67%がロムニー勝利、25%がオバマ勝利と、ロムニーが圧倒的だったわけですが、確かに一方的に攻めるロムニーに、オバマはディフェンスに回ったように思えます。むかし、アル・ゴアvs.子ブッシュの討論会で、自分の積極性をアピールするためにガンガン攻めたゴアに私は反感を感じたんだけど、アメリカ人には受けが良かったのを思い出します。アメリカンは肉食系がお好き。でも、討論会は後二回ある。これも、オバマ陣営の戦略で、じわじわと嫌らしく、ロムニーのおバカ発言なんかを持ちだして、最終的には叩いてくれるものと期待しております。

昨日はほんとストレスフルでした。
真実をねじまげ、票集めに効果がありそうな
口からでまかせばかり自信満々で
説きつづけるロムニーに
イライラしました。
アメリカの一般大衆がだまされないことを祈ります。
次は国際関係のディベートなのかしら。最低でも、最後のディベートで、47%の人たちに関しての考えを突っ込んで聞いて欲しいです。他にも、税制の事とか、ロムニー氏のスモールビジネスの定義だとか、何をもって富裕層が米国内での job creation に貢献するというのか...
そう言えば、 Stephen Colbert のショーで、誰だったか republican の人が出て来て(この人はこの人で guts あるなあと感心しましたが。笑)、「オバマ氏は、いろいろ約束した事を果たしてない」というような事を言った時に、 Stephen は、「そうそう! republicans は good job だったよね。オバマ氏の bill とか、ことごとく反対したもんね。ほんと good job!」みたいなこと言ってました。
共和党支持者には、本当にこんな人間に投票するつもりなのか
こんな言うことのコロコロ変わる政治家に国を任せてもいいのか?って、聞いてみたいです。
いきなりリンカーンが云々言い出した時には
「どしたんだ、この人?」とか思っちゃいましたよ。
あとの二回では冴えたところを見せて欲しいですが、討論はともかく
多くの国民はココロを決めていると思いたいですが…
Colbert Showも久しく見てないわぁ…
やっぱりほとんどの人にとって
プレゼンでの場での一般大衆に与える印象って
大事なんだなーと思いました。
そういう意味では、ロムニーうまくやりやがったなと
いう感じです。
主張もうまーくキャッチーに、いかに
政治がよく分かってない大衆
(残念ながらそれがアメリカの大半!?)
のハートをつかむかっていう点、戦略的に
つくりこんでいたと思います。
政策の中身や背景など細かく知ってる人なんて
少ないですしね。
オバマが終始圧倒されてしまい
しどろもどろな場面が多かったのは
事実なので残念でした。
次回は体調を万全に整えて、
4年前の波に乗った絶好調の姿を
ふたたびみせてほしいです。
先の討論会では、いつものオバマらしくない醜態でしたが、後二回ありますしね。必ず挽回して売れるものでしょう。
ほんと、ロムニーは、聴衆の聞きたいこと、耳に心地よい言葉を並べたって感じでしたよね。しかも、なんか先週言ってたことと逆のことほざいてないか?って場面がたくさんあったし。もうムカムカして聞いてました。
そういえば今日ね、近所のグッドウィルに行ったら、前にボロい小型車が停まってて、で、その車に「ロムニー・ライアン」のステッカーが貼ってあったんです。そりゃ、車はぼろいけど実は大金持ちなんだよ、って人なのかもしれない。大金持ちだけどスリフト巡りが趣味なのかもしれない。でも、それって可能性低いでしょ?
あんたは、なんで露骨に金持ち優遇のロムニーを支持するんだ?なんでなんだ?って、ガンガン聞いてみたい欲求に晒されて、真昼のグッドウィル前で悶絶しました。