64歳、キューバ～フロリダ間を完泳

　今日の話題はなんといっても、64歳のダイアナ・ナイアドさんが、サメよけのかごに入らず、キューバからフロリダまでの110マイル（約177キロ）遠泳に成功、というニュースですね。かかった時間は約53時間。2日半以上も泳ぎ続けるって、本当に「超人」という言葉が、しっくりくるような。今回は5回目の挑戦で、遂に成功を収めましたが、最初の試みは1978年といいますから、29歳の時からチャレンジし続けて、64歳で遂に成就。ひたすら、凄いわ～

　ラジオで、ナイアドさんが普段トレーニングしている、パサデナのジムのインストラクターが、彼女は週に数回、プールに来て何十マイルか泳いでトレーニングを重ねてた、と、言っていました。それって、何時間くらい？という質問には、「ざっと11から12時間」だって。54時間、ぶっ続けで泳ぐ人なんだから、冷静に考えれば、ごく当然のトレーニング量なんだけど、これを聴いた時は吃驚しました。117キロを遠泳、と、言われても、自分とはかけ離れ過ぎて実感は沸かないのですが、朝、ジムに行って、半日ずーっと同じプールを行ったり来たり、と、いうのを想像すると、しみじみ凄さを感じました。

　ナイアドさん自身は、遠泳中は歌を歌って気を紛らわせたり、「キューバよ、去れ！フロリダよ、今行くぞ！」と、思いながら水を蹴り続けたと言っていました。80歳の三浦雄一郎さんがエベレスト登頂に成功したのも偉業ですが、これは全く違ったタイプの偉業であると思います。刻々と変わり続ける状況に対応しつつ、頂上を目指す行為と、水平線以外なーんにもない海を、ひたすら泳いでるだけという単調な作業を54時間に渡って続ける行為。ものすごい精神力と克己心が要求されます。

　フロリダに到着したナイアドさんの「三つのメッセージ」は、「決してあきらめない。夢を追うのに年齢は関係ない。そして、チームワーク」だそうです。いいなぁ…

　彼女の笑顔を見てると、私なんぞ、まだまだ雛っ子、挑戦し続けることをやめたらあかん！って、意欲が湧いてくる！実は、近くのコミュニティー・カレッジでクラスを取って資格を取りたいな、って、思いつつ、もう数年も授業料等で悩んでたんだけど、まずは直接、話を聞いてこようって決めた！コース受講資格は、高校卒業以上、準学士分の単位数を取得していれば尚良し、なんだって。なにしろ博士課程分まで取得してっから、過去の単位数だけなら無駄に沢山ある。授業料の財源は全然、豊富じゃないけどさ！

豊富ってゆーか、欠乏してっけどw