まじ!?出たの?!?って感じです。シェークスピアのお陰で、世紀の極悪人に仕立てあげられ、憎まれっ子、世にはばかり続けて、ざっと5世紀。英国王・リチャード3世の遺骨が発見されたとのニュース。この件は、遺骨発掘作業をはじめる前のも、そのニュースを読んだのですが、その記事が、「けっ、そんなモン見つかるわけねーよw」的な調子だったので、簡単に影響されて、まぁ、なんと可能性の少なそうなことを… って思いつつも、ちょっと気になっていたのですね。そしたら、今日、Yahoo!Japanのサイト見ると:
だって。英国レスター大学の発掘チームの皆さん、おみそれしました。高を括って、本当にごめんなさいm(__)m
リチャード三世、日本で言えば、吉良上野介でしょうか。本当は特に悪人でもないのに、後世の史伝のせいで悪役イメージが定着しちゃった人。昔、同僚に吉良上野介の子孫の吉良さんって人がいたけど、未だに悪役扱いなんで、あんまり子孫であることは公にしたくないって言ってて、大変なんだな、って思った覚えがあります。そういや、同じ組織には勝海舟の子孫の勝さんもおられたな。
その後。「時の娘」等で、リチャード3世の名誉も少しずつ回復方向に向かってるけど、この発見で、リチャード三世ブーム…とまではいかなくとも、色んなエピソードが広く公開されるようになったら面白いな。あの時代は面白いので、これにノって「映画化決定!」リチャード3世を主人公にした歴史スペクタクル(クライマックスは当然、ボズワースの戦い)を激しく希望…リチャード訳は誰がいいかなぁ…うふふ… 政敵を次々の破滅の罠に陥れて、頂点まで昇った男、リチャード… お知り合いにはなりたくないけど、キャラとしては萌えるよね~
人骨が見つかったのは、今ではお役所の駐車場になっている狭い敷地で、車停められなくて不便だから、さっさとしろ!って、発掘作業には、3週間というかなり限られた時間しか与えられなかったんですよね。この駐車場に、リチャード三世の遺骨が残ってるかも?というのも、同じくレスター大学が最近、1530年に取り壊されて、その場所さえ曖昧だったグレー・フライアーズ(Grey Friars)修道院の場所を、この駐車場に掘り当てたから。まず、レーダー機器で地中の様子を確認した後、発掘エリアをが絞って、ズバリ掘り当てたというわけです。見つかった人骨は、背骨が曲がっていたそうです。シェークスピアには、せむしみたいに描かれてたけど、史実では、背骨が左右に湾曲して、右肩が左肩より上がってたそう。うむ、これは可能性大だよね!このリチャード3世かもしれない人骨は、アン・オブ・ヨークの直系子孫のDNAと比較されて、本当に彼のものかどうか確認されるそうです。この分析結果が出るまでには、まだあと最長で12週間かかるそうで… これは楽しみだ!

リチャード三世の肖像画と人骨が見つかった発掘現場。確かに悪人面だ…
ところで、「せむし」って放送禁止用語なんですよね。だから、日本語のニュース見たら「背中の曲がった悪人」とかって書かれてるけど、するってーと今時は、「ノートルダムの背中の曲がった男」なの?

科学すげー!歴史家の執念もすげー!
[ロンドン 12日 ロイター] 英レスター大学の考古学チームは12日、同国中部のレスター市中心部にある駐車場から、15世紀のイングランド国王リチャード3世の可能性がある遺骨を発掘したと発表した。シェイクスピアの史劇で有名なリチャード3世は、1485年にレスター郊外で行われたボズワースの戦いで死亡し、今回の発掘場所にあったという修道院に遺骨が埋葬されたと伝えられていた。発掘チームは先月から作業を始め、戦闘で受けたとみられる傷がある骨を発見。大学は今後、遺骨を詳細に分析し、リチャード3世のものであるという状況証拠を得たいとしている。遺骨は史料に記された修道院内の聖歌エリアがあったとされる場所で見つかり、状態は良いという。
だって。英国レスター大学の発掘チームの皆さん、おみそれしました。高を括って、本当にごめんなさいm(__)m
リチャード三世、日本で言えば、吉良上野介でしょうか。本当は特に悪人でもないのに、後世の史伝のせいで悪役イメージが定着しちゃった人。昔、同僚に吉良上野介の子孫の吉良さんって人がいたけど、未だに悪役扱いなんで、あんまり子孫であることは公にしたくないって言ってて、大変なんだな、って思った覚えがあります。そういや、同じ組織には勝海舟の子孫の勝さんもおられたな。
その後。「時の娘」等で、リチャード3世の名誉も少しずつ回復方向に向かってるけど、この発見で、リチャード三世ブーム…とまではいかなくとも、色んなエピソードが広く公開されるようになったら面白いな。あの時代は面白いので、これにノって「映画化決定!」リチャード3世を主人公にした歴史スペクタクル(クライマックスは当然、ボズワースの戦い)を激しく希望…リチャード訳は誰がいいかなぁ…うふふ… 政敵を次々の破滅の罠に陥れて、頂点まで昇った男、リチャード… お知り合いにはなりたくないけど、キャラとしては萌えるよね~
人骨が見つかったのは、今ではお役所の駐車場になっている狭い敷地で、車停められなくて不便だから、さっさとしろ!って、発掘作業には、3週間というかなり限られた時間しか与えられなかったんですよね。この駐車場に、リチャード三世の遺骨が残ってるかも?というのも、同じくレスター大学が最近、1530年に取り壊されて、その場所さえ曖昧だったグレー・フライアーズ(Grey Friars)修道院の場所を、この駐車場に掘り当てたから。まず、レーダー機器で地中の様子を確認した後、発掘エリアをが絞って、ズバリ掘り当てたというわけです。見つかった人骨は、背骨が曲がっていたそうです。シェークスピアには、せむしみたいに描かれてたけど、史実では、背骨が左右に湾曲して、右肩が左肩より上がってたそう。うむ、これは可能性大だよね!このリチャード3世かもしれない人骨は、アン・オブ・ヨークの直系子孫のDNAと比較されて、本当に彼のものかどうか確認されるそうです。この分析結果が出るまでには、まだあと最長で12週間かかるそうで… これは楽しみだ!

リチャード三世の肖像画と人骨が見つかった発掘現場。確かに悪人面だ…
ところで、「せむし」って放送禁止用語なんですよね。だから、日本語のニュース見たら「背中の曲がった悪人」とかって書かれてるけど、するってーと今時は、「ノートルダムの背中の曲がった男」なの?

科学すげー!歴史家の執念もすげー!
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