クリスマス(って大っぴらに言っちゃいけないんだけど)前に、アメリカは今日で仕事納めです。ただし、初出は2日から。何処に行く宛もない貧乏人な私の冬休み計画は、ひたすらコタツでゴロゴロして、ネットで映画見て、図書館で借りてきた本を読むこと。
まずは東野圭吾原作の「さまよう刃」韓国版。原作は読んだこと有りますが、寺尾聰さんが、娘を殺されて復讐に燃えるお父さんを演じた邦画版は、ネットで見られるサイトがなかったので、感想や評論を読んだだけ。こちらも見て比較してみたかったのですが。
韓国版は、圧倒的な暴力と少し内容が変わっているとのこと。妻を亡くし、仕事に追われ、上司にはイヤミを言われ、部下との板挟みになり、中学生の一人娘は反抗期の悩めるお父さん。娘をレイプし、死なせた犯人たちは未成年なので少年法で守られ、数年で刑務所から出てくる。やるせないままに、犯人に一人の家に忍び込んだお父さんは、娘が犯される悲惨なビデオを観てしまいますが、犯人である少年の一人は、人を殺したことよりも、タブレットを盗んだことのほうが重大らしい。激昂して、その少年をバットで滅多打ちにして殺してしまったお父さんは、もう一人にも復讐するために雪山に向かいます…

バイオレンスさでは、韓国版のほうが過激らしいですが、確かに、韓国版を見た後だと、日本版のあらすじ見る限り、生温いんじゃない?って気がしました。大事な娘を弄んだ奴らには、壮絶な復讐をしてほしい。
娘を奪われて復讐するお父さん繋がり…じゃないけど、劇場で見ようと思っていたのに、なんとなく見逃してしまった「ザ・フォリナー」を観ました。こちらはIRSのテロに巻き込まれて失った娘の復讐を果たそうとする、ロンドンで中華料理屋を経営するベトナム移民のお父さん。タイトルが「フォリナー(外国人)」なのは、お父さんが移民だからなのでしょうか?それとも、英国市民になっているお父さんは、敵のアイルランド人からすれば、外国人だってこと?

お父さんは、かつて二人の娘と妻を失い、最後に残った一人の娘だけが生き甲斐だったのです。その生き甲斐を奪われたお父さんは、アイルランド政府の高官、ゲリー・アダムズ(女王陛下の公務員から随分出世したボンド…じゃなくて、その中の人、ピアス・ブロスナン)に、娘を殺したテロリストたちの名前を明かせと迫りますが、相手にしてもらえない。アダムズにしてみれば、冴えない移民の親父なんぞ、相手にしてられるか、なのですが、その一見、冴えない親父がジャッキー・チェンだったからタイヘン!カンフーは使うわ、ランボーばりに森に罠を仕掛け、着実にアダムズを追い詰めてきます。
テロリストの影の黒幕が実は…?と、いうサスペンスも加え、いつものユーモアを抑え、悲しみと怒りを秘めつつ、ボロボロになりながらも黙々と復讐を果たす一匹狼を演じたジャッキー・チェンの新天地、見応えがありました。でも、最後のキス・シーンはいらなかったと思うの…
まずは東野圭吾原作の「さまよう刃」韓国版。原作は読んだこと有りますが、寺尾聰さんが、娘を殺されて復讐に燃えるお父さんを演じた邦画版は、ネットで見られるサイトがなかったので、感想や評論を読んだだけ。こちらも見て比較してみたかったのですが。
韓国版は、圧倒的な暴力と少し内容が変わっているとのこと。妻を亡くし、仕事に追われ、上司にはイヤミを言われ、部下との板挟みになり、中学生の一人娘は反抗期の悩めるお父さん。娘をレイプし、死なせた犯人たちは未成年なので少年法で守られ、数年で刑務所から出てくる。やるせないままに、犯人に一人の家に忍び込んだお父さんは、娘が犯される悲惨なビデオを観てしまいますが、犯人である少年の一人は、人を殺したことよりも、タブレットを盗んだことのほうが重大らしい。激昂して、その少年をバットで滅多打ちにして殺してしまったお父さんは、もう一人にも復讐するために雪山に向かいます…

バイオレンスさでは、韓国版のほうが過激らしいですが、確かに、韓国版を見た後だと、日本版のあらすじ見る限り、生温いんじゃない?って気がしました。大事な娘を弄んだ奴らには、壮絶な復讐をしてほしい。
娘を奪われて復讐するお父さん繋がり…じゃないけど、劇場で見ようと思っていたのに、なんとなく見逃してしまった「ザ・フォリナー」を観ました。こちらはIRSのテロに巻き込まれて失った娘の復讐を果たそうとする、ロンドンで中華料理屋を経営するベトナム移民のお父さん。タイトルが「フォリナー(外国人)」なのは、お父さんが移民だからなのでしょうか?それとも、英国市民になっているお父さんは、敵のアイルランド人からすれば、外国人だってこと?

お父さんは、かつて二人の娘と妻を失い、最後に残った一人の娘だけが生き甲斐だったのです。その生き甲斐を奪われたお父さんは、アイルランド政府の高官、ゲリー・アダムズ(女王陛下の公務員から随分出世したボンド…じゃなくて、その中の人、ピアス・ブロスナン)に、娘を殺したテロリストたちの名前を明かせと迫りますが、相手にしてもらえない。アダムズにしてみれば、冴えない移民の親父なんぞ、相手にしてられるか、なのですが、その一見、冴えない親父がジャッキー・チェンだったからタイヘン!カンフーは使うわ、ランボーばりに森に罠を仕掛け、着実にアダムズを追い詰めてきます。
テロリストの影の黒幕が実は…?と、いうサスペンスも加え、いつものユーモアを抑え、悲しみと怒りを秘めつつ、ボロボロになりながらも黙々と復讐を果たす一匹狼を演じたジャッキー・チェンの新天地、見応えがありました。でも、最後のキス・シーンはいらなかったと思うの…
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