R・6116 病窓から・story Ⅵ・-----「エピローグ」に変えて
story Ⅵ :病気との付き合い
・今回で、・story」とか・view」とかのの経験の話を終わりにします。
私の場合が特異な例なのかどうか知りませんが、
・どうも「唾液」に関係しているようです。
・前述で、少しだけ、「唾液」の効用を述べましたが、
「転移」の可能性が低い場合は、
「抗がん剤」治療よりも「唾液の分泌を促進」が効果があるみたいです。
◇:口腔症状の治療
・唾液の分泌を促進する・不足している唾液を人工唾液で補充する
・う蝕予防や真菌感染予防・口腔内の衛生環境を整える
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がん治療を開始する前に歯科で口のケアを受け、合併症を予防しようとすることが一般的になっています。 ... また細菌の感染に限らず、カンジダ(真菌:カビの一種)やヘルペスウイルスなどの特別な感染症も起こりやすくなります。 ...... また口や喉のがん、食道のがんなどでは、手術前に口のケアを行い細菌を減らしておくことによって、手術後の傷の感染や肺炎などの ...
・手術後の診断は、まず手術後の患部・傷跡の目視の診断がされます。
・その後、ほとんど首周りを触ります。
・この病名の場合は、血液の「腫瘍マーカー」よりも、首周りの「腫れ」「シコリ」の方が発見が早く、
・兆候があれば、針を指して、疑惑患部を採取して検査する方法が確実性があるそうです。
◆スポンジ歯ブラシ:画
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/72/054339f4948c834e5f15fc29e0752914.jpg)
・口腔内治癒では、合併症防止で、口腔内衛生環境の清潔が求められます。
・傷口を痛める可能性のある歯ブラシは禁止で、スポンジ歯ブラシが奨励されます。
・多少血が出ても、汚れ除きの方が優先されるようです。
・スポンジ歯ブラシととに「アズノール」といううがい薬の処方を指示されます。
◇:上記は、私の場合の”治療例”です。
:一般的か、特殊例は分かりませんが、想像するに、軽い症例の治療風景ではないかと思います。
:これに、前章の「三種の儀式」の検査結果の数値変化により、
各種治療が加味されていくのではないか、と思ったりもします。
◇:手術を終えた「病院生活」で、やや時間ができると・・・「考える」時間が増えます。
:今までの人生「来し方」を振り返り、「生末」を慮る・・という作業
そういえば、家内が”同じ病気”になって退院してから、
しきりに「神社」とか「寺院」とかへ行きたいというようになりました。
:----- ある日、
◆三峯神社:画
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/11/7f4dd6cb2bd542ceab3d11b4c70048ee.jpg)
奥秩父:三峯神社に行きました。
三峯神社は荒川源流の山奥、秩父湖を迂回してさらに上っていきます。
建立の起源・経緯は詳しくないのですが、神社の正面方向は甲府を向いているそうです。
秩父の神社の眷属は、狛犬ではなくて、オオカミが多いことで有名です。
・狼は、姿の「恐ろしさ」に反して滅多に人間を攻撃しないそうです。
・それどころか、山村の生活の糧の「農作物」を荒らす・猪や鹿の天敵だそうです。
・おそらく・山村の生活の敵「猪・鹿」の敵が狼で、敵の敵は味方という理由かと、思われます。
・自然界の「生態系のバランス」です。神が演じている、としか思えない「調和」の世界です。
家内は、境内の杉木立前でしばらく動かなくなりました。
杉の木の、生命の呼吸が聞こえるというのです。
耳を澄ましたって、僕には聞こえるわけではありません。
実際は、聞こえるのではなくて感じているだけかもしれません。
感じているのなら、「そんな馬鹿な!」などという否定の言葉は必要ありません。
「そうなんだ」と共感してやればいいのかもしれません。
:-----また、ある日、
◆正法寺:大銀杏:画
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/01/08da67c4bfb80a6b17f72bc179a77183.jpg)
東松山・正法寺・岩殿観音・・境内の銀杏の巨木
ここの銀杏の見ごろは、下界付近の銀杏が落葉する頃より1,2週間遅れます。
ここの銀杏・巨古木はかなりの年輪を感じさせます。
敷き詰められた、銀杏落ち葉の絨毯は、それはそれは見事なんですが・・
それとともに、家内はこの古木にも生命の息吹を感じるらしくて、・・
毎年の、アッシイ君の務めでありまして、欠かしておりません。
特に信心深い・人生を送ってきたわけでもありませんが・
秩父巡礼:札所三十四ヵ所巡りを希望したときも車でですが付き合いまして、
同じ立場に立ってみて、改めて思うのは、
信心深くなったとは思わないが、「神社・仏閣」の域は、妙に落ち着くものだと感じる。
以上・・エピローグにかえて・