二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

LAA打線の得点圏打率

2023-05-19 | 試合の感想
5/18(木)終了時点のエンゼルス打線の得点圏打率            
       打率  出塁率   長打率   OPS GFEDCBA 評価
Ward    .172  .235    .276   .511  G
Trout     .188  .308    .375   .683   E
大谷     .390  .447    .634   1.081     A  ←最新データが反映されていない
Rendon   .357  .500    .536   1.036     A
Renfroe   .170  .246    .302   .548 G      ※ダブルプレー数でMLB2位タイ、AL1位。
Drury     .265  .300    .529   .829   C
Urshela    .303   .324    .424   .748   D  
Neto     .348  .360    .435   .795   C
Thaiss    .385  .438    .692  1.130    A
Wallach   .500   .500    .667  1.167     A
Rengifo   .290   .378    .387   .765  D
Phillips    .143   .333    .143    .476 G       ※サンプル数が少ない
Moniak   1.000  1.000   1.000   2.000     A   ※サンプル数が少ない
Soto                               ※サンプル数が少ない

 並びが歪んで見にくいかと思われますが、概略は理解できるかと思います。
Redditなどで「得点圏打率」が槍玉に上がることがありますが、実際誰が打てていないのか、ということは触れられることはありません。

 通常、打者は、走者がいない場面よりも、得点圏の方が集中力が高まり、攻撃指標が良くなることが多いです。
エンゼルス打線も、強打者であれ、そうでなくても同じ傾向です。
しかし、主力選手の1番Ward、2番Trout、4/5番Renfroeは、得点圏で全く打てていません。
これでは、現状では点が入らず、エンゼルスが勝つ可能性が低いのがわかりますね。(彼らに打席数が多く回り、チャンスも巡ってくる)
 Rendonの短期的離脱は、大谷の後ろにRendonか、あるいはRenfroeかで全く状況が変わってきます。
Rendonは三振率が低く、球の見極め、忍耐力に優れているので、大谷選手が盗塁しても、スルーしてくれます。
一方、Renfroeは走者を見る余裕がないので、大谷が盗塁を仕掛けても、ファールで無効になることが数回ありました。(無駄走りで最悪)

 自分はWardを全く評価していないので、Moniakの方に期待しています。
Wardは元捕手なので外野での守備力が低く(他の野手を危険に晒す)、打撃もスランプに陥ると長期化する傾向があります。(野球IQも低い)
「2番Trout(右)、3番大谷(左)」という球界最高のワンツーパンチを活かすには、1番には四球で出塁できる選手が必要です。長打は必要ありません。
具体的にはSTLのLars Nootbaar(左 25歳)[2018年のMLBドラフト8巡目(全体243位)指名]が理想的ですね。(左-右-左という並びに) 
ヌートバーはロスの地元出身者でもあり、エンゼルスでも人気者になっていたでしょうね。Wardの守備や汎用性とは比べ物になりません。
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