10月21日(火) 大和書房より「『気まずい』が100%なくなる話し方」が出版されます!!
う~~~!長かった!!!
実はこの本を企画したのは今年の4月。
28年間アナウンサーという仕事を続けていると、いろいろな方から
「初対面の人と何を話したらいいのかわからず困ってしまう」とか
「大勢の人の前に出ると、緊張してしまってうまく話せないのだけどどうすればいいのでしょう?」とか
「真意がうまく伝わらずに誤解されて損ばかりしているんです」とか
「人と会話が続かなくて気まずい沈黙が続いてしまうんです」などという、会話術や話し方についてご相談を受けることがよくありました。
そして、人との会話になにかしら「気まずい思い」を抱いていらっしゃる方がとても多いことに気が付いたのです。
そこで、私が今まで実践してきた「初対面の方と打ち解ける方法」や「話が広がる質問の仕方」「誤解されない自分の真意の伝え方」「大勢の人の前で上がらずに話す方法」などを、本に書いてみようかな?と思い立ったのです。
実際に書き始めたのは4月の終わり。ところがここからが大変だった!!
以前「体当たりリポーターの庄司麻由里」という本を出した時には、すいすい原稿がすすみ
実質3週間ほどで書き上げたので、「今回もまぁ一か月もあれば・・・・」と思っていたのですが・・・・。
これがものすごく甘かった!!!
まず、第一章をある程度書きあげて、編集者に送ったところ、帰ってきた言葉はなんと!
「まったくなってませんっ もう一度最初っから全部書き直しっっっ」
ヒョェ~~~~~!!
編集者曰く
「エッセイじゃないんです!!実用本なんです!
実用本というのは読者の方が一つ一つ理解して実践できなくてはなりません!
もっと実用的な方法論が必要です!!庄司さんの原稿は実用本の原稿にまったくなっていませんっ!」との、きつ~~~いお叱りのコメント・・・・
そ・・・・そうか・・・・・なるほど・・・・・
読者の方にもっとわかりやすく方法論を示さなくてはならないのか・・・・
たしかに・・・・・
さぁここからは、書いては出しつっかえされ、また書いては出しまたつっかえされの繰り返し・・・・・
毎日、それこそ朝から晩までパソコンの前に座り続け、夜遅くに帰ってきた主人からは「うわっ! 朝出かけた時と同じ形でパソコンの前にいる!大丈夫かっ!?」と気味悪がられ
あるときは一日一行も書けずにのたうちまわり、髪はボサボサ、肌はカサカサ
家から半径50メートルぐらいしか出ない日々が3か月続き
ようやく編集者からokを出されて形になったのが8月のはじめでした・・・・・・
ここから校正を重ねたり、本のデザインをしていただいたり、表紙の撮影をしたりして、
ようやくこの10月21日に発売の運びとなりました~~~!!
大変だったけれど、試行錯誤の上に書き上げたこの本。
初対面でも打ち解けることができるとっておきの方法
会話がずーと続く、話を広げる質問術
意図が100%相手に伝わる話し方
大勢の相手に伝わるプレゼンテーション術
ちょっとした習慣で飛躍的に滑舌がよくなる方法
などなど、私なりの方法論を書いてみました。
もしみなさんが、人との会話術やコミュニケーションの取り方に悩みをいだき
「気まずい思い」を少しでもかかえていらしゃるなら、
ぜひ手に取って読んでいただけたらと思います・・・・・
よろしくお願いいたします。