皆様、こんばんは。
突然ですが、最近のYouTubeは、すごい提案力ですね。
これまで見た動画や「いいね!」した傾向から、こちらが登録したチャンネル以外でも、どんどん「こんなの、どうお?」と、候補に上がってくるんですよね~。
しかも、それが、結構ツボにハマってたりして。
というのも、ワタクシ、実はジブリが結構好きで、VHSのビデオ正規版を結構持ってたりします。
(VHSという辺りがヤバイ。既にDVDを通り越して、ブルーレイの時代。知らぬ間に、ブルーレイも通り越してたら泣こう。)
結構、何度も見てた中に、魔女の宅急便もあって。
「いろいろあるけれど、頑張っています」
というキキの言葉に元気づけられたりして。
しかししかし、それも昔。
最近は、ジブリどころか、アニメ全体から遠ざかっていたのですが、
またしても、YouTubeの上の方に、上がって来るようになったのが、
岡田斗司夫さんの、ジブリの解説動画。
なんで、私がジブリ好きってバレたんやろ~。(・・;)
もちろん見ましたけれど。
岡田さんが、ものすごく博識で、宮崎駿や鈴木プロデューサーの発言や考え方、ジブリの公式本や解説本に詳しいだけでなく、歴史や民俗学についても精通していて、
宮崎駿の「絵に語らせる」部分の、一般人が、そこまで読み取れないよ~ってところを、なるほど、なるほど~って思わせてくれる感じです。
もののけ姫の「アシタカには子供がいた」話や、千と千尋の「お母さんは何故千尋に冷たいのか」、魔女の宅急便の「キキの母 コキリさんは実は落ちこぼれ魔女」といった解説も面白かった面白のですが、
「キキの頭の巨大リボンの理由」↓の、「誰もが頭に巨大なリボンを付けて苦しんでいる」というフレーズに、解説より、言葉自体に共感を覚えて、思わず筆をとったという。
内容自体は、実際に聞いてもらった方が面白いとは思うのですが、
ようするに、真っ赤なリボンは、思春期の象徴で、
「誰も私のことを分かってくれない」
「なんで、あんなこと言っちゃったんだろう。バカバカ私」
とかいう、大きすぎる自意識を頭の上にのっけて押し潰されそうになっている、と。
その重りをバレないように、小細工したり、おしゃれにしてみたりという、ある種中二病的な自意識を宮崎駿は、真っ赤な大きなリボンで象徴したと、そういう解説があったわけですが。
中二病的な自意識は、大人になると落ち着いてくるかもしれないのですが、誰もが、明るく陽気に見える人でさえ、人知れず悩みがあるかも知れないな~と思ってみたり。
大人になると、押し潰ぶされそうになるのは、自意識にではなく、別の重りになってる可能性もありますし。
もしかしたら、押し潰されそうになる前に、上手に重りを小さくしたり、重心をずらす技術ももってたりするかもしれませんが、それでも、やっぱり、
「誰もが頭に大きな重りをのせている」
というところからスタートして、それに対してどう対処するのか、どう行動するかによって、いろんなことが変わってくるのかもしれません。
とりとめもなく、失礼しました。
閑話休題
ちなみに、岡田斗司夫さんのジブリ解説で、一番、「へぇ!」ポイントが高かったのは、「アシタカには実は子供がいた」の回です。
「もののけ姫」は、歌も映像も好きだけど、カヤに思わせぶりな態度をしておいて、あっさりサンと良いムードになったりする所が、ぜんぜん納得いかないところだったのですが、そこも腑に落ちる解説がありました。
↓興味がある方は、こちらから。
それでは、また。
明日が今日よりも素敵な1日になりますように。
今日もお疲れさま。
良い夢を。
Good dreams!