大阪府の人口が、神奈川県に抜かれ、都道府県で人口3位に転落した。
・大阪府の推計人口は、882万1085人
・神奈川県の推計人口は、882万3227人
2142人の差で逆転され、大阪は、人口3位に転落してしまった。
今まで、大阪は、「人口は頭から2番、面積はケツから2番」っていう覚えやすい位置にあったのになあ…。
この逆転によって、現在の人口ランキングがどうなっているのかと調べてみたら、
1位 東京→2位 神奈川→3位 大阪→4位 愛知→5位 埼玉
→6位 千葉→7位 北海道→8位 兵庫→9位 福岡→10位 静岡
という順になっていた。
ベスト10を見ても、やはり関東は強いなあと再認識する。
大阪と神奈川の人口逆転の背景にどのようなことがあったのかというと、
大阪府の方は、各企業の本社機能を東京に移転する動きが目立ち、企業の動きに合わせて従業員なども転出し、出生や転入などによる人口増を含めても、全体ではわずかな増加傾向にあるだけ。
一方、神奈川県の方は、ドーナツ化現象による東京のベッドタウン化が依然として継続中で、どんどん人口は増加しつつある。この結果、大阪府は2位の座を明け渡すことになってしまった。
いずれにしても、これまでのランキングは増え方でどうかというものであったが、日本全体の人口がピークを迎えた。日本の人口は明治維新以後の140年で4倍に、昭和の初めからの75年間で2倍になった。
それが今後は、人口減少社会となる。
少子高齢化…、労働力不足…、消費の縮小…、一体どうなっていくのだろう。