横浜の印刷会社シュービの村田です。
情報セキュリティーマネジメントシステム ISO27001(ISMS)の定期審査の時期がまたやって来ました。
昨年は元自衛官の切れの良い女性が審査してくれたのですが、その方に審査を依頼すると「指名料」なるものが必要とのこと、その「指名料」は払いたくないので先方にお任せしました。
さて、今年はどのような方が審査してくれるのでしょうか?
最近は出会いませんが、審査員の中には<審査の為の審査>をするような人がいて、マニュアルの誤字を探して喜ぶような審査員もいました。その場合は、こちらからお断りする事も有りました。私はISOは会社の利益を出す事が目的だと考えているので誤字探しで高いお金は払えません。
「ISOで利益出るの?」と聞かれることが有ります。確かに直接的には儲かる事がないので、利益の為に絶対に必要か?と言われるとコロナ禍で売り上げも悪く様々な経費の削減をしている時の審査料は足を引っ張ります。
しかし、印刷物を作る為にはお客様の大切な個人情報や企業様の情報をお預かりする事も多々ございます。それを守る事は印刷会社にとって非常に重要な事です。
そして、定期審査は自動車の車検みたいなもので、自分たちでは気が付かなかった脆弱性を外部から指摘して貰う事や方法の見直しをするが出来ます。
そして、多少の審査の為の書類整理はしますが、面倒な書類作りはしないので思ったより作業負荷はかかりません。
最後に、
品質には情報の保護も含まれているとの気持ちを忘れすに社員一同気を引き締めて仕事をしてまいります。
よろしくお願いいたします。