陶房 秀星~shusei~

2016年2月沖縄から熊本に作陶拠点を移しました

満月

2016-05-22 20:38:36 | 日記


今宵は満月。

月の明かりが眩しいくらいに輝いています。



前回の満月のときは

避難場所で車中泊の車窓から満月を眺めました。



満月はどこにいても

何をしていても

同じように明るく照らしてくれています。

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熊本地震から5週間

2016-05-20 09:32:29 | 日記


熊本地震から5週間目の昨日

沖縄から突然のお届け物。

何かと思い開けると

沖縄の仲間からの寄せ書きと肝グクルがいっぱいこもった贈り物。

贈り物はお断りしているので申し訳ないやら、どうお返ししたらいいのやら、困惑しつつも、

みんなひとりひとりの言葉、気持ちに感謝と感動と感激でうるっときてしまいました。

沖縄では本当に素晴らしい人達との出会いばかりで一生の心の宝だと思います。

沖縄のみんなからの優しく温かい気持ちをしっかりと受け止めて

一歩ずつ自分らしく復興に向かって突き進みます。




熊本地震から5週間。

余震が1500回を越えました。

太陽は燃えるように空を真っ赤に染めて

新しい明日に向かって沈んで行きました。

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震災片付けのかたわら

2016-05-19 14:21:23 | 日記
先日スーパーに行った時にほどよい大きさの魚卵があったので

震災の片付けのかたわらコツコツと育てていたからすみが完成しました。


自家製からすみをアテに呑む日本酒は

今回の熊本地震で甚大な被害があった瑞鷹酒蔵の日本酒を購入してきました。




母方のお墓が瑞鷹酒蔵の隣にあるので震災の後お墓参りに行った時に見ましたが凄い被害でした。

熊本に生まれながらまだ一度も呑んだことなかったのですが、

とっても微々たるものですが少しでも支援になればと思いいただきました。

この日本酒瓶詰めは今年4月となっています。

震災の数日前に瓶詰めされた新酒と思うと感慨深いものがあります。



生からコツコツと育て上げた自家製からすみ、

ボラではなくブリの魚卵ですが、

市販されているからすみと寸分変わらず絶品美味に仕上がりました。

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熊本地震から一ヶ月

2016-05-14 09:03:52 | 日記
熊本地震から一ヶ月が経ちました。

一ヶ月前最初の震度7の地震の時に初めに避難した近くの畑。

その時はまだ芽が出始めて土が見えていた大地が、

一ヶ月経ち蕎麦の花で一面真っ白に染められています。

時は確実に移ろいすぎています。



震度3以上の地震回数がこの一ヶ月で過去93年分の地震回数の記録を越えたそうです。

まだ一万人以上の人々が避難生活をしいられています。



それでも地震に負けず青空に向かって立つ蕎麦の花のように、

それぞれが自分のペースで少しずつでも前に向かって歩み、

疲れたらゆっくり立ち止まって休みながらでも、

元の元気な熊本に向けて復興していくと信じています。

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熊本地震で残ったものたち

2016-05-09 08:59:32 | 日記
今回の熊本地震の前震と本震で

自宅を持ち上げて何度もぐるぐるひっ繰り返したのじゃないかいと思うほど

家の中に立っているものはことごとく倒れ

台所の食器棚の食器も倒れててガラスの扉は割れ

中の食器も9割以上が割れてほぼ全滅でした。

リビングにある大きな飾り棚2つも倒れ

こちらも扉のガラスは割れ

中に飾っていた私の作品なども

9割上割れて

ゴミ袋10袋のワレモノが出ました。

形あるものはいつかは壊れると思っていましたが

思い出のある器が割れているのを見るのはやはりショックです。

こんなにワレモノの山を見るのは多分一生ないでしょう。

でもそんな中

瓦礫の中で

生き残った物がありました。



ほぼ全滅の食器棚のワレモノの中から奇跡的に出てきた祖父の徳利とお猪口。



集めたミニボトルの泡盛達



いろんな種類の泡盛



沖縄にいた時知人からいただいた12年物の萬座など古い泡盛



以前熊本で陶芸をしていたころに備前の土で作り登り窯で焼いた自作の壷に入れて

10年以上なる泡盛



倒れたたんすや物の下で無事だった三線



本蛇皮も破れず無事でした。


そして自宅。

15日間の避難生活から自宅に戻った2日目

外出している間に検査があり

帰宅してみると赤紙が貼られていました。



ショックを受けながら車を降りて

良く見てみると

注記に

隣接する家屋の瓦の落下が危険で

自宅の建物自体は支障ありません

とのことでほっと一安心でした。


今回の熊本地震で失くした物の方が多いけど

まだまだ残った物もあることに幸せを感じます。

ここから一歩一歩前進です。

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