なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

お誕生日おめでとうメールを・・・!!

2014-08-07 | なにげな言葉
一年に一回しかメールしない先生がいる。
小学校の先生をずっとしていた。
先生で、今は、定年になっている。
でも現役で、補助教員をしているので、定年になったという印象はない。
一生子供の声を聞いていられるって、幸せだって言っている先生は素敵

特別親しくなっていたわけではない。
よく言う、家族ぐるみという関係でもないし
恋愛感情がある訳でもない。

先生としての方針が好き。
子供も一人の人格者
人格を育てるのが、親と教師の役目
自分の事は、自分で考え行動する
自分でしたことは、言いも悪いも自分の責任と
小学校3年生の子供たちに教えていた。

最初、厳しいと思ってみていた。
でもその先生は、毎日A41枚分のプリントを作ってくれた。
学校であった事、子供同士の事、子供たちの問題点と褒めるべき点を
毎日プリントにしてくれていた。
そのプリントの中で、誕生日だとか、アドレスを知ったんだけどね。

子供たちも、毎日そのプリントを見る
内容をみんなで読み考える。
親の中には、家の子が全く出てこないとか、書かないでほしいみたいに言う親もいたらしい
でも、それは、学校で目立つことがない子供だったとか、問題を起こしてしまったとか
それぞれの状況があったと思う。

何年も経って読み返すと懐かしい。
厳しくても、いい先生。
ちゃんと見ていてくれているんだと、安心できることがわかり
プリントで知ったメールアドレスに、お誕生日おめでとうのメールを出した。

親しくなりすぎない。
愚痴を言わない。
悪口、告げ口しない・・・みたいなルールを自分の中で作り、先生とのメールが始まった。

PCをリカバリーしても、携帯電話を変更しても、
先生のアドレスは、消えない。
今までのメールだって、大切な保護ファイルに入っている。



それで、

「今年も、お誕生日おめでとうございます。」


出さなきゃ!と、思うと嬉しい!
先生も、待っていてくれる。

「メールありがとうございます。
 どこかで毎年期待しているような自分がおります。
 とは言うものの、今日は、メールを頂くまで自分の誕生日に気づいておりませんでした。」


と返事があった。
互いの近況を知り、元気だと分かればそれでいい。

そして
先生の誕生日を祝うと、私の誕生日がやってくる。
今年もまた一つ年を重ねる

レベル○○
なんレベルまで行けるのかなぁ・・・


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