痛いが気持ちいい・・・

私がマゾヒストだっていう人がいる。
そうかもしれない。
でも性格は、凄いサディスト。
尖った鋭利な刃物のようだという。
さて、どっちが、私を表すのにばっちりなんだろう？

先日、久しぶりに、痛いのが気持ちいいと感じた。
悲鳴以上の声だっただろうなぁ

痛さの中で、ポッとともったものがあり
薄れる理性の中で、私ってやっぱりM？と思っていた。

確かに、痛い物は痛い
しかしその痛さを自分が受け入れていかなきゃ、前進しない
すると、どこかの何かのきっかけで、スイッチが切り替わる
弱いけれど甘美な感覚

美味しい物を食べたい・・・
気持ちのいいものに、くるまれたい・・・
幸せの感覚を味わいたい・・・・

気が付けば、貪欲なほど求めるようになる。

時間の経過とともに、熱が冷める・・・
それは何にでも当てはまる
しかし、
沈静化したって訳じゃない
表面上静まって見えるだけ
求める欲求だって露骨ではない

そうなんだよ・・・
そこが問題

あれから1週間
あの痛みの残像が私の体にある

残っている肉体の痛み！

記憶の中の甘美な快感！

正常な判断ができない程、私の意識と肉体を占領した。
だって、何をしても痛みが蘇るでしょ。
痛みとともに、甘美な記憶が蘇るでしょ。


これって、究極よ！

デートの誘いを受け
返事をする
デート行くと報告する
デートの日までわくわくするでしょ
デート当日、ドキドキしちゃって乙女みたい。

ちょっと疲れたままの状態で、帰宅報告
デートのお礼メールして・・・泥の様に眠る

そして目が覚める
え？
海外にいるはずの主人が隣に・・・

デートどうだった？
とは聞かない
強烈な睡魔の中、夢を見ているのかと思う
夢じゃない

寝ぼけた頭
体の記憶
はっきりしない現実

2人？

完全に混乱
2人に抱かれている錯覚

再び痛みが蘇る
やめて欲しいと叫びながら、求めたくなる
痛みは、次第に変化する
気持ちいが、オーロラの様に迫ってくる
快感を作り出す者は増えたのだから当然だよね

Samさんの快感
私の快感
良行さんの快感
光に飲み込まれた！
そして、意識を失う

朝が来て、目覚めて思う。
夢？

数時間の為に海を渡って戻る良行さん
デートのサプライズを考えるSamさん

かわいいなぁ
嬉しいなぁ
心がホンワカ幸せにないなり
肉体には、おもち返りしている快感と記憶が・・・

これ以上の何を幸せを何と言うんだい？


でしょ？