検査のやり方も病院によってはかなり異なり、杜撰な検査を平気でやり続ける場合がある。
薬でさえ、それが本人に適切なものであるかどうかなど、医者の方では当てずっぽで投薬する。
医師が異なれば投与されるものは多いに違ってくる。
この間NEWSで、手術をして死亡した父親の遺族が、医療ミスで医師を訴えていた。
初めての内視鏡を使ってやる手術であるにもかかわらず、「何度もやっているから心配いりません」といい、病因のない場所を傷つけ、出血多量で死んでしまったらしい。しかし、医療ミスは認めないと言う。
医療ミスは病院内では組織ぐるみで隠蔽するので、看護婦といえども、隠す側に回る。
カルテは改ざんされ、カルテさえ書かない医者がいるが、医師免許を取りさえすれば、自己流で運転していくドライバーさながら、新しい研究の成果などを気にしている医者はほぼ居ないと言って良い。
自己流に解釈され、仲のよい製薬会社がすすめたものを投薬していくようなもので、患者の方向は先ず見ることはない。
これは何でも医者のいうことを聴く患者が多すぎるためでもある。
犯罪を助長しているのは、多くの患者の責任でもある。
いまではそれぞれの病気の一応の常識や詳しいことも書店に行けば調べることができる。
それぞれの医学的な語彙はインターネットでも調べられる時代である。
先ずは医者を疑うことである。
自分の命はある程度自分で管理できるようにしておかなければならない。
大学病院においてさえ、医療ミスは隠蔽されるのである。
産経ニュース
後遺症出る医療事故、公表は2割のみ
2009.9.30 21:47
このニュースのトピックス:病気・医療
全国医学部長病院長会議は30日、全国の大学病院で行われている院内医療事故対策に関する調査結果を公表した。その結果、後遺症が出る医療事故があった場合でも、公表しているのは全体の21.3%に留まっていることが分かった。
同会議の「大学病院の医療事故対策に関する委員会」の嘉山孝正委員長(山形大医学部長)は「患者や家族が公表を拒否するなどのケースがあるため」と説明している。
調査は今年4月22日~5月18日に実施。国公立、私立の80大学病院すべてから回答を得た。
調査結果によると、後遺症が出る医療事故を公表しているのは21.3%の17大学に留まった。「事例によって公表」しているのは78.8%だった。
公表の方法は「自校のホームページに載せる」が最も多く62.5%だった。
一方、医療事故が起きた場合、すべての大学病院で報告義務に関するルールががあることも分かった。
事故が発生した場合、「病院長やリスクマネジャーに連絡する」と回答した病院が85%に上る一方、「規定がない」の回答はゼロだった。
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