チベットなどから送られてくる偏西風の変化がこの巨大なダムで変質し、アジア全体がおかしな気候になってしまうと想えてならない。
実際、山峡ダムが出来てからアジアの気候は明らかにおかしくなっている。
地形というのは自然がその土地に必要なように作り上げている。
つまり、土地土地にはそれぞれ必要な作物が出来、動物が住み、特別なバクテリアが暮らしている。つまり土を世界中から集めて微生物を研究することができるように、あらゆる土地にはその土地のバクテリアが暮らしている。
高度が上がると山から樹木が消えるのは空気が薄くなりバクテリアが住めなくなるからである。
バクテリアが消費する酸素量は莫大なものである。
人間は本来その土地に住みあまり隣村との往き来も行わない方が良いと『老子』には書かれているそうだ。それを強く主張したのがあのノーベル賞を日本で最初に貰った湯川秀樹さんである。
毎日.jp
中国:干ばつ、南西部で深刻…2043万人が飲料水不足
16日、中国南西部の貴州省で、大半が干上がった貯水池を水を求めて歩く家族=ロイター
【上海・鈴木玲子】中国南西部で干ばつが深刻化している。2043万人が飲料水不足に陥り、被害を受けた耕地面積は日本の国土の6分の1にあたる645万ヘクタールに及ぶ。
特に被害が目立つのは雲南省、貴州省、四川省と広西チワン族自治区、重慶市。中でも雲南省は半年近く雨が降らず、「80年に1度の大干ばつ」と報じられている。同省特産のプーアル茶にも影響し、例年なら3月上旬に始まる市場への出荷が大幅に遅れ、茶葉減産による価格高騰の可能性も指摘されている。
景勝地として知られる広西・桂林では、※江(りこう、※はサンズイに離)の水位が低下して観光川下り船の底が石に接触する事故が相次ぎ、地元当局は16日から船の運航ルートを変更した。
毎日.jp
世界の雑記帳:干ばつ続く中国南西部、空港の滑走路にひび入る
[北京 17日 ロイター] 深刻な干ばつが続いている中国南西部で、同地域でも最も利用者の多い雲南省の昆明空港の滑走路にひびが入るという被害が出た。新華社が17日に伝えた。
空港の関係者は、干ばつの上に激しい離発着で負担がかかったとの見方を示している。同空港に滑走路は1つしかなく、毎日深夜から早朝にかけて閉鎖をして修理するという。
雲南省での干ばつは過去60年間で最悪の規模となっており、省内の農地の85%に影響が出ている。
2010年3月18日 7時49分