

1番人気コントレイルが後方から追走となり、3角あたりから外目を進出し、直線では先に抜け出したサリオスとのマッチレースを外から差し切り、4連勝で皐月賞制覇しました。
外が伸びる馬場ではありましたが、最内で位置取りも後ろからとなり、厳しいレースになりましたが、圧倒的なパフォーマンスでの勝利でしたし、ダービーでも当然最有力候補であるのは言うまでもありませんね。
なお重賞展望は当日推奨買い目を公開も◎ヴェルトライゼンデが8着でしたので、外れてしまいました。
コントレイル→仕上がりS、非常に前向きで、全身を使えており、推進力が抜群でしたし、毛艶、皮膚感が素晴らしく、なかなか見れないくらいの抜群の仕上がりでした。内容は上記で記載した通りで、世代で抜けた実力がありますね。2歳時から比べて、馬体に幅が出てきた事、気性が優秀で操縦性が高いので、東京2400への距離延長は問題ないですね。
サリオス→仕上がりA、前向きでストライドが伸びて、力強さがあり、毛艶も良く、流石は堀厩舎という仕上がりでした。ロスがなく、ダミアンレーン騎手の完璧な騎乗でしたが、勝ち馬が強すぎました。ただやはりこの馬もかなり高いポテンシャルを秘めていますし、強い馬です。次走はNHKマイルかダービーか?気性的な問題はありませんが、馬体構造から2000がギリギリですし、NHKマイルに向かうべきですね。
ガロアクリーク→仕上がりC、ややもっさりしていましたし、ストライドは小さく、硬さがあり、歩きは前走と同様で毛艶は良かったですが、他馬と比べたら仕上がりは良くはなかったですね。後方からとなり、直線は外差し馬場を回ったとは言え、タフなレースの2000は明らかに長いと思っていたので、驚きの3着でした。
サトノフラッグ→仕上がりA、前向きでストライドが伸びて、踏み込みがしっかりしており、馬体も前走レベルで仕上がりは良かったですね。中団から追走し、3角から動いていきましたが、直線では伸び切れませんでした。手応えから伸びそうでしたが、伸びなかったあたり、不可解な敗戦ではありました。
ヴェルトライゼンデ→仕上がりS、キビキビとした歩きで全身を使えており、毛艶、皮膚感も素晴らしく、抜群の仕上がりでした。中団から追走も4角で何故か伸びない内を選択したあたりの判断が不可解で理解不能ですね。枠も外枠でしたし、馬場の悪い部分を意図的に走らせたとしか思えないレースでした。ポテンシャルからしたらもっと走れる馬ですし、ダービーで巻き返してくる可能性は大いにあります。