~色のGIFT~ Silent Color

2023年6月 横浜→福岡糸島へお引越ししました。
ニャンドゥティとオーラソーマとにゃんこと日々あれこれ綴ります

オススメ本「イエス・キリスト 失われた物語」

2010-01-18 22:26:36 | オススメ本
Micです

最近、ナゼか指の爪が割れます…栄養不足かカルシウム不足か

それはさておき、久々、オススメ本の紹介です
ちょうどYさんのブログでマスター、キリストが出てきてシンクロですわ~

「イエス・キリスト 失われた物語」 by.フロリゼル・フォン・ロイター
ハート出版より 


この頃、本を読み漁ってます
インスピレーションのおもむくまま、本のタイトルまたは表紙でピンときたものを。

その昔、レベル4の論文を書くために本をたくさん見、読むようになってから、自分は本が好きだったということを自覚、以来、楽しそうな本をみつけては読んでいます

ネットも便利ですが、やはり1ページずつページをめくりながら読む、紙の本は味があってよいです。CDよりドーナツ盤レコードを愛する感覚と同じですかね~。

最近、特に好きなのは、ファンタジーやSFなどの物語ですね~。日常と違う世界だと、何でもアリの限界なし、だから作家の世界観がのびのびと自由に展開されていて、人の持つ想像力には限界がないなーとつくづく思えてうれしくなります。あんまりその世界にハマってしまうとヒラヒラ~っと飛んでいってしまうので、私などは要注意ですが。。


雑談が長くなりましたが、先に紹介した本は最近「ほぉ~!」と思ったものです。

この物語は、ファンタジーやSFではなく、タイトル通りキリストについて書かれた本です。着想がちょっと変わっていて、いわゆるアリス・ベイリーとジュワルクールの関係といいましょうか(知らない方、ゴメンなさい)、高次の存在(おそらくマスター、キリスト)から自動書記した形で本になったようです。ですが、その後作者は出来うる限り、書かれたことが真実かどうか調べて出版したそうです。ね、きいただけでもオモシロそうでしょ

内容をかいつまんでご紹介しますと、新約聖書と同じく彼が本格的に伝道~磔になるまでのことがかかれているのですが、いわゆる聖書に書かれている数々の「奇跡」を起こした超人キリスト物語というより、1人間であるキリストが打倒!現政権を目指し、周辺諸国と結託、平和な国を作ろうと精力的にリーダシップをとっていく…という、とてもグラウンディングした人間的物語なのデース

そもそも聖書とは、キリストの使徒が伝道書としてキリストの教えをまとめたものが原型となっているわけですが、昔はコピーなんてないですし、写本でしょ。伝言ゲームみたいに次々伝わっていくうちに「おいおい!」ッて位、当初のものと違って伝わっていった可能性もあるわけで
そして時の権力者などの諸事情によって色々手が加えられたり削られたり…てことが加わると、使徒が残した当初のものが残っているかかなり怪しい…、というのが通説のようです。(別に聖書を批判しているわけではございません、誤解のなきよう)

この本で良いなと思ったのは、書かれていることが真実かどうかはさておき、読んでて至極納得できるんですなー。私たちフツーの人間感覚で理解できるような話になってるのです

例えば聖書には、キリストが水の上を歩いたとか死人を生き返らせた…など、数々の奇跡が記されてますが、本ではその一つ一つは彼、キリストが若い頃世界を旅し、ギリシア医学やエジプトの秘教、インドのヨーガなどなど、色々なことを学んだ(いわゆるニューエイジの中ではこの話、よく聞きます)ことからできたと説明しています。
読んでいて、「なるほどね~」と手品の種明かしみたいな感じでした。ホントかどうかは神あるいはキリストのみぞ知るでしょうが

ともあれ、一つの物語として大変、良い作品だと思います
そして、キリストがとても魅力的な人物として描かれています。こんな人がいたら、私はホレますね
女性・男性、性を超えた魅力です。本当にキリストってこんな人だったのかなーと思わせます

寒いこんな時だから、おうちでぬくぬくよい作品をLet's 読書

Love, Light & Harmony!

JAL再建、稲盛氏はマスターの転生か?

2010-01-18 00:35:11 | オーラソーマ
皆さんこんにちは。Yです

日本航空(JAL)の再建問題がニュース、新聞紙上で取りあげられてますが、
ちょっとオーラソーマ的観点で妻と話ました。

経営再建に京セラ名誉会長の稲盛氏が最高経営責任者に就任という報道があり、
そのニュースを聞いた瞬間、『稲盛さんの人生晩年における最後の大仕事、よくぞお引き受けになったな~』と
感慨深いものがありました。

稲盛和夫氏といえば、京都セラミック(現、京セラ)を社員8名で設立し、その後世界的な企業に育てた「経営の神様」とも
いわれる人物です。第二電電(現、KDDI)の設立にも尽力されています。
財団法人(稲盛財団)を設立し、人類社会の進歩発展に貢献した個人を顕彰する「京都賞」を創設、
また、非営利で経営塾を主宰し、経営者の育成も行われています。

数冊の著書で勉強させて戴いた中で感じることは
稲盛氏の人生哲学は「人間として正しいことを追求する」/「徳をつむ生き方をする」、
このことが生き方、会社の経営、企業理念すべての核となっていることと、
それをご自身の人生、身をもって実践されていることです。

一代でここまで会社を大きくし、そこで得た知財を社会貢献へ注ぎ、京都円福寺での得度(出家の儀式)も受け、
哲学/仏教/真理の探求も怠らない。タダナラぬ人物であると以前より人生のお手本とさせて戴きたい方であると
尊敬しておりました。

そこで今回のJAL再建をお引き受けになられた。77歳のお年にもかかわらず、
あえて難題をお引き受けになられた。しかも無報酬で。

今朝ニュースをみながら、稲盛さんはマスターの転生に違いないと妻と話してました。

親方日の丸体質の企業経営のつけをはらう形になってしまった今回のJALの法的整理。
稲盛さんが小手先ではない、従業員一人一人の心に刻み、染み渡るようなリーダーシップ、
言葉の上っ面ではなく実際にやってきた人間的迫力で、必ずJALの再建をはかってくださると確信しています。
稲盛さんの人生かけた大仕事。僭越ながら見守っていきたいと思います。

妻は55番のボトルのマスターの転生なのかもね。といってました。
みなさんはいかかがお感じですか?

ちなみに稲盛さんの著書「生き方 人間として一番大切なこと」
(サンマーク出版)はとても素晴らしい本だと思いますので
ご紹介いたします。