Micです
先日、映画を見てきました。
前から見たいな~と思っていた作品でしたが、やっとみることができました
見た後、これはゼヒとも紹介せねばと、私の「良いものはジャンル関係なく紹介したいっ!」魂に火がつきましたよぉ~。
ので、紹介させていただきます。
以前、このブログでも紹介した、「GATE」ばりにスバラシイ一品!
とっても今、タイムリーな映画です
「ミツバチの羽音と地球の回転」(いつもながら絵がなくてゴメンね)
タイトル名がユニークですよね。
最初はそれに惹かれてパンフを目にしました。
ファンシーな題名とうらはらに、作品の内容は骨太なドキュメンタリー。
舞台は山口県の祝島。
約30年前、島の真向かいに位置する上関町に、降ってわいた原発建設の話。
島は瀬戸内海の入口にあたり、生物が多様に富んでおり、漁場にも恵まれた場所。
昔から自然と共生し、生活を営んできた島民。
建設されたら海が、環境が破壊される、そしたら生活が困る、子供の未来はどうなる、こりゃ大変と反原発建設運動を開始。
しかしながら、島民の思いとうらはらに計画は進んでいく。。
フツーのオジチャン・オバチャンが、手に手を取り合って、真剣に島の暮らしを守ろうとしてる姿が胸をうちました。
だって、彼らのいっていること、やっていることは真実で、まっとうで、本当に「そーだ、そーだ!」って思えましたもの。
彼らは絶対にあきらめない。
それが絆となって、大きな力となっていきます。
一方で作品中、いち早く石油に依存しない社会づくりを国で宣言したスウェーデンも紹介されてました。
なんていうか…、意識の差をとっても感じました。
情報も国民にちゃんと開示されてて、クリアだし、民主主義が洗練されているというか。
日本では弱きはずの庶民の力や権利が健全に施行されてるんですよね~。
だから市民の意識も強くて、自立してる。。
彼らをみていると、至極、健全な印象を持ちます。(余談ながら、北欧の、キレイでクリアな色遣いそのものや~。やっぱりその国の色って国民意識を反映してるのか?日本はビミョーでやさしい色がたくさんですよね…色ってあなどレナイ…)
なんてったて健全なのが、電力を国民が一人一人選べるってことです。
日本では一つの電力会社が独占してますが、スウェーデンではいくつか電力会社があって、例えば風力とか太陽とか(石油もあります)電力源もいくつかあり、好きなものを国民は選べます。
当然、同業他社がいると価格・サービス競争もあります。
その一環で、とうの電力会社がいかに省エネできるか、というサービスをウリにしてるところもあって。←これってステキだわ~。
とにかく、エネルギーに対する意識が全然、日本と違いました。
エネルギー、環境が持続可能なクリーンエネルギーの方が断然、いいじゃない。原発なんて、作って維持して処理して…コストもかかるし環境にも悪いし日本なんてチョー自然ばっかじゃんなんでやらんの?てフツーに質問されてました(こんなにクダけた口調ではありませんが)。。やっぱ、健全だわ。
見てて、カギかなと思ったのが、「共生」という意識。←色でいうと、コーラルかな~。
互いの違いを認め、理解したうえで、どうやってこの多様性を相互協力させていくか…一言でいえば、「良い所を使い合う」ってコト。コレってスゴク、賢いわー、大人だわーと個人的に思います。
見上げれば、おてんとうさま。
チャプチャプと波を立ててる、うみ。その中には魚がたくさんいて。。
気づけば、なんと私たちの周りには自然の恵みがあることか。
祝島の方々は、それを謙虚に感謝しながら、自然と一緒に生きてました。
人間って、与えられた自然で十分やってけるよーという健全な思いが出てきました。それに気付かない私たちって、バカ?とも。。
確かに楽チンではないけれど、人間は頭がいいから、きっと持続可能と便利を両立できると思うのよね。
それにはまず、知るってことが大事。
そのあと、「私たちが動いたって、現実は変わりっこない」「庶民が大権力に立ち向かったところで、たかが知れてる」という意識をまず変える必要があるんじゃないかなーと。
オーラソーマの法則(エネルギーは思考に従う)によれば、「変えられない」「無理だ」と思ってれば変わらないし、その逆もアリってことですよ。
長年、エネルギーのことなんて知らんよーと疑問すら出なかった私たちのオメデタ意識、ここらへんで変える必要アリアリじゃないですかね
映画上映後、監督の鎌仲ひとみさんのトークショウもあり、とってもお得なイベントでした。
彼女は全国各地をミツバチのように飛び回って、私たちにメッセージを届けてくれてます。3.11後、とても注目を浴び、特に忙しくなってるそうです。
鎌仲さんにはオリーブを感じましたわ。
自主上映の形で、全国各地で上映中。スケジュールはHPで。
Love, Light and Harmony!