「上高地 雪あるんですか?」
・・・とか。
「上高地でスノーシュー出来るんですか?」
たまに質問を受けます。
無理もありません。
シーズン初めからの、雪不足情報に加え 最近も降雪も無いんですよね。
それどころか、かえって季節が春に近づくと共に、日差しが強くなり雪はどんどん融けて行くばかり。
心細い気持ち。 よ~く分かります。
現実の状況を写真と共にお伝えいたします。
これからの山行(上高地トレッキング)の、参考にして頂ければと思います。
写真及び情報は、18日(木)のものです。
いきなりですが・・・・。
大正池 上の木道部分です。 歩道 欄干がすべて見えています。
雪の量的には、普段の年の半分程度でしょう。
雪面も硬いのですが、うっすら雪の上の 歩行の足跡が確認出来ます。
歩道、その先です。
ここでも少ない雪の中、見える足あとに「スノーシュー」らしき歩行の確認が出来ま
せん。
場所は進んで。
田代池に向かおうとする場所です。
右側が 田代湿原です。
皆が歩く通常の歩道を歩きながら、田代池に向かっています。
この方たちの背中を見れば・・・・。
スノーシューは、持参している様ですが、背中のリュックにくくりつけられています。
足元も、ふかふか雪のようですがスノーシューが必要なほど、雪面は悪くなさそうです。
この先。
田代橋 (中の瀬遠視)に向かいますが、途中に「林間コース」 と 「梓川コース」 の分岐
場所。
こんな看板です。
「林間コース」は、歩道から落ちてしまう(踏み抜き)危険性があるので、事前にこうして
規制しています。
さらに進むと・・・・。
歩道の中は、こんな風。 ずっと ずっと歩行あとが付いてます。
こんなところを歩きながら、昼まではスノーシューは背負ったまま。
えっ!。
スノーシュー要らないの?。
(これでは、「冬の上高地 スノーシュー背負って歩きツアー」 になってしまいます。)
けれど、現実です。
スノーシュー要りません!。 これが、今のところの冒頭質問の答えです。
けれど、雪はあります。
スノーシューと言う道具を使うかどうかは、行先によりますけれど・・・。
雪たっぷりのところは・・・・
上の2枚は、いずれも「田代湿原」。残念ですがこのエリアには立ち入ることが出来ません。
写真を撮るだけです。
誰も足を踏み入れた形跡がない このエリア。
誰もが行くことが出来る場所です。
ここに来ると、スノーシューも大活躍ですね。
もうすぐ三月ですが、まだ今のところ上高地でも雪景色を楽しむことが出来ます。
いい場所を探して大いに楽しみましょう。
秘密の場所も教えますよ!。