しるふれいウィーク 「高ボッチ」 ツアーの日です。
快晴に恵まれました。
新年になっても、「暖冬で雪降らず・・・」。
こんな状況の中で 1月14日(木)にも、16日(土)にも なんと車で、山頂・お花畑 に行ってしま
ったと お客様がチェックインされました。
しかし、17日夜半から18日にかけて、様子は一変。
猛烈な寒気。 しかも都心部にも雪をもたらす 「南岸低気圧」 の発達。
『いよいよ真っ白な雪原が広がる!』 高ボッチの出現を確信しました。
当日は、
いつもの様に いつもの場所から登り始めるのですが・・・・
登りはじめから、最初の落葉松林に入って ご覧のとおり。
予想はしていたのですが、全く私たちの前には 人の歩いた形跡がありません。(ノートレース)
無理もありません。
集中的な降雪から、わずか3日後ですから。
ひたすら、ラッセルするのみ。
スノーシューをつけていても、この通り。↓
そして、後につく人は前の人のラッセル跡を踏み外さず、ひたすら続くのみ。
歩く・・・・・。
そして 登る・・・・・。
↑ 正直 このくらいの急傾斜になると、一歩一歩がけっこう大変なんですよ。
なかなか、標高を稼ぐことが出来ません。
ただ、ただ あのすばらしい景色を見るために登るしかないんですよね。
この標識まで来て、「あと もう少し。がんばって!」と皆を激励。
疲れ気味の参加の皆さん、
「もうすぐそこ!」 とか 「もうひと頑張り」 とか、どれだけオーナーに激励(騙されて)されて登
ってきたことか。
そして、見事にこの景色をゲット。
今、私たちは 「牛」 になってます。
牧場の中に居ます。
ほぼ、無風状態。
わずかな樹林のそばで少し遅いお昼となりました。
あいにく牧場では、時間も午後になってしまい時間が経つにつれ雲が広がってきた。
けどこの景色、写真撮りたいよね!。
どこを見ても、真っ白な雪野原が広がっているのみです。
『自分たちだけの世界。』
なんと気持ちの良かったことか!
大満足!。って思ったのは僕だけ?
どこまでも、どこまでも続く 踏み跡の無い雪原。
↑ ノウサギも、かなりうれしそうに飛び回っていそう。
うれしかったのは、ノウサギだけではなさそうです。
帰りは一気に下山!
パフパフの雪を蹴散らしながら、林の中を駆け下る!。
「パフパフラン」 と呼んでます。
これがすごく面白い。
「足を小早に次々と、繰り返し前に出していく」 これがパフパフランのコツなんですけれどね。
こんな風に 駆け下り が出来るのもこの雪のおかげ。
↑ なかなかうまいもんですよ!。
帰りにも、自然の姿を楽しみながらの下山となりました。
【オオウバユリの ドライフラワー】
新雪のみの世界にどんどん足を踏み入れていく。
こんな、新雪 頂いてしまっていいのかな?
(ご参加の皆さんにも、少しラッセル山行をしていただいて、申し訳なかったのですけれど。)
ずっと、ずっとそう思って歩いてました。
気持ちよかった~。
残念だったのは、あの
『諏訪湖を眼下に、富士山を遠望』 が見られなかったこと。
参加の皆さんはこの景色を期待していた方もおられました。
今回の降雪のせい(おかげ?)で、大幅に時間を要したことですね。
又、次回に期待しましょう。