ペンション「しるふれい」ブログ    

2010/07/09(金):転ばぬ先の杖と、転んでしまった後始末

毎日、4~5時間は「水道工事屋」さんです。

お客さんが宿泊されていて   「お湯出ませ~ん!」  とか  「温泉ぬるいんですけど・・・(熱いんですけど・・・)」  は、宿泊を快適に過ごしていただきたい我々としては、基本的にあってはならない事。  と肝に銘じています。・・・・が。

年月の流れは容赦なくやってきます。 「人」 で言う 「血管」 に様々な障害が出てき
ました。 28年 という月日は随分重ねた「時の流れ」です。

 どこでも「心臓部」なんですが、特に心臓部である部分です。

3年ほど前から、我が家の(僕の)最重要修理必要箇所になっていました。

地中に埋設されていて、普段は 目 にすることのない部分です。
実はこの中の一部。 パイプに「穴」開きました。 経年劣化 です。

見てください。↓↓ この錆サビのパイプの数々。
水とかお湯だからいいようなものの、ガスだったら大変ですよね。

 こんな状態ですから、いつパイプに穴が開いてもおかしくない!。
過去にも何度かこの周辺、水漏れ・お湯漏れに陥りました。
そのたびに、応急処置をして急場をしのぎつつ営業をしていましたが、もう限界
でした。

 

 ・・・で、こうなったわけ。


いや~、良かった。無事に終わって・・・。
ひとまずこの部分では、「ほっ!」っとしてます。

付け加えれば、この地域で凍結深度は約30cm。 ということは冬場、地表面から
30cm以上埋設しないと、凍ってしまう ということ。
30cmでは危ないかも知れないな~。
いちばん寒い経験値は、マイナス21℃ですから。
「凍結防止ヒーター」も必ず施工しなくてはいけません。

 

お客さん沢山で混んでる時に、
「すみません、水道管破裂しちゃって・・・」  なるべく、こんな失礼なことしたくない
ですもんね

 

【凍結深度】
 あまり耳慣れない言葉だと思います。けどこれって僕らにとっては結構大事で
 配管はもちろん、家の基礎工事などは特に気を使います。
 寒い地域に住んでおられる方は、それだけで工事費なんか増大して大変です。

 

 

コメント一覧

しるふれい オーナー
山の人間ですから。
山の人間ですから。・・というわけでもないのですが、周りの人たち結構やってますね。
必要に迫られて・・というのが本音でしょか。
たまに地域の人から修理頼まれたりしますけどね。
けど、これ結構面白いですよ。
今度ご一緒に・・・・?
S
この修理全てご自身でなさったんですか?
凄いですね!
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