今日も明日も愛してる

私が見たものをあなたにも見せたい。月日が経って季節が変わっても、これは世界へのラブレター。

不良品

2009年12月28日 | Weblog
このライターは実は不良品です。なかなか火がつきません。でも好きです。
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三杯目のビールはベルクで

2009年12月28日 | ベルク
久しぶりのベルク。ここのビールは一番安いのでもとってもおいしい。
マイスターハムケーゼサンドと。実にシンプル、ハムとクリームチーズのみ。
粒々の舌触りのパンには何も塗っていない。
余分なものがない。
私もそうなりたい。

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『パフューム ある人殺しの物語』 パトリック・ジュースキント

2009年12月28日 | 観たり、聴いたり、読んだり
これは香水と殺人を題材にした、一種の哲学小説だと思う。

生まれおちた瞬間から始まる人間の孤独。
生きるためには孤独も食べていく。
匂いのない人間は他者に交われない。
匂いに憧れ焦がれ、どこまでも追い求める主人公。

匂いと音のある美しい哲学小説。

これは映画もよかった。が、内省的な隠者生活の部分は物足りなかったな。
主演のベン・ウィショーは素晴らしかった。
野卑でむき出しで粗暴で、しかも人見知りで。
純粋に本能のみ。他に何もない。
大事なものが欠如してあまりにもシンプル。
落書きがそのまま動き出したような幼稚さ。
そんな要素をほぼ全部表現していた。この俳優さんを見ただけでもよかった。
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『落城記』 野呂邦暢

2009年12月28日 | 観たり、聴いたり、読んだり
圧倒的な数の軍に攻め込まれ、あと数日で命運が尽きる一小藩。

死を目前にした下級武士や百姓衆の不思議な屈託のなさ。
初めて口にできた米や味噌や干し魚。井戸水、塩、草の香り。
死を目前にすると逆に、今食べているものが生き生きとするのだろうか。
滅多に手に入らぬ絹の手触りに喜ぶ女たち。

その時代のその時間に、たまたま姫として生まれただけの一人の少女は
天守閣に籠もり未来の夢を見ながら城が落ちるのを見届ける。
諫早の清々しい青春。

時々、流行の言葉に疲れると読みたくなる一編。
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牡蠣殻の船

2009年12月27日 | Weblog
揺られれば海を漂う夢を見る。
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背中にふわふわ

2009年12月27日 | アーティスト





肩にもふわふわ




幸運のストラップ(冬向き)



上野の森のヘブンアーティスト、ダニエルさん
http://daniel-coughlin.jp/

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旗が来た

2009年12月27日 | Weblog








上野の森で
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年の瀬

2009年12月27日 | Weblog
行く人来る人。通りの向こうは歌舞伎町。
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記憶喪失になる池

2009年12月25日 | ボソッと
ああ、私は何をしに来たんだっけ。
いつからここに座っているんだっけ。
さっき何を投げたんだっけ。
前にも同じことがあった?

池は黙ったままだ。
私も黙っていよう。
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君が見ているもの

2009年12月25日 | Weblog



それは私じゃない。
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くぅ…

2009年12月25日 | ボソッと
白くてまん丸顔のかわいい犬を見かけた。
誰かに教えたくて、あのさ今そこでね、と言いかけたら
「転んだの?」と言われた。
なんでクリスマスに転ぶのさ!
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空、青くなる?

2009年12月25日 | Weblog
どんな小さな隙間からでも外が見えると、ちょっとHOPEが、うん。
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私の光

2009年12月25日 | Weblog




昼も夜も寒い場所に、一瞬だけ光が差す。
凍えた手が温もるほど長くはないけど。



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指輪のベーシスト

2009年12月24日 | 観たり、聴いたり、読んだり
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喰わず嫌い

2009年12月24日 | Weblog

宮尾登美子さんの小説『松風の家』に、一つだけ覚えているセリフがある。
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」

カタカナの野菜は白い丸皿に載せると映える。
葱とか人参とか大根とか、そんな名前の野菜は厚みのある小鉢がいい。

自分には似合わないと思ってもミスマッチでも、
一度手にとって自分で調理してみたら好きになるかもしれない。
似合わなくたっていいじゃない。
いつも自分の好きなものばかりでなく、正反対にも踏み出してみれば、
新しいおいしさがあるよ、きっと。

私は茗荷が好きになった。

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