5月27日、「平飼い自然卵」の生産者、茨木市「清阪terrace」の横峯さんをお訪ねしました。
茨木市と言っても、清阪は自然豊かな土地で、相当なアップダウンを越えて、
視界がパッと広がった明るいなだらかな斜面に「清阪terrace」さんがありました。
そろそろ農繁期と言うこともあって、志を同じくする人達が様々な作業に取り組んでおられていました。
皆さんお住まいではなく、通って来られているそうで、子どもさん連れの方も多く、そして笑顔が印象的でした。
「清阪terrace」さんでは、「平飼い自然卵」の他にも、鶏糞堆肥のみの「自然農法」に近いスタイルでお米や野菜も育てておられます。
土地に合わせた柔軟なアプローチもアイデアに溢れていて興味深く、かつ最近注目されている技術の「お米の1本植え」もすでに採用されていて、大変勉強になりました。
これは、生まれてから1ヶ月くらいの「ひよこ」と「鶏」の中間くらいの時期なんだそうですが、広々とした鶏舎で気持ち良さそうに走りまわっていました。
伺う前にいちばん「?」だったことを横峯さんにおたずねしてみました。
「なぜ、餌にトウモロコシを使われないのですか?」
「トウモロコシは風媒なので、遺伝子組換えが交じるのが嫌だから。」と明確なお答え。
「では、なぜ、パプアニューギニア海産の海老カラや、和田萬の絞りカスなんですか?」←どちらも自然館でお付き合いのある会社です
「それを食べさせた鶏の卵が美味しいから。それに、どちらも良いものだから、使った方が良いでしょ。」
そして、何と横峯さんは、パプアニューギニア海産さんで働いていた事もあったそうです。良い会社だとご存知だったんですね。
他にも色々お話しは尽きなかったのですが、タフで柔軟な横峯さんとお会いできてとても良かったです。
これからも美味しい卵をよろしくお願いいたします♪