全国有数のシャッター街としても知られる室蘭ですが
勝手な想像ですが、理由の一つとしては、市街地の分散化という地理的な問題があると思います。
室蘭の町は、カギ型の半島からなる市街地で、それぞれ市街地が点在する状態です。
必然的に坂も多く、まとまった土地があまり多くありません。
だから、湾の内側に土地を埋め立てて工場が林立しています。
そういうわけで、商店街が壊されて、マンションが建ったり、商業施設に変わったり、ということが物理的にも難しいのだと思います。
人口が減少してるとは言っても、10万人ほどを擁する街。市内にはショッピングセンターもいくつか出来ています。
それでも商店街を潰して、他のものを立てるのを、地形が無理にさせているという側面もあるように思います。
それが、室蘭を魅力的にさせているんだけど。
18:00。室蘭駅周辺の商店街。
ゲームセンター「ムロラン コア」。
コアだ。
街の本来の姿ではないのかも知れない。
でも、俺はこの街が栄えていた頃を知らない。
ただ、この室蘭駅周辺(絵鞆半島の真ん中らへん)はこのシャッター街と、合同庁舎や商工会議所なんかの都市の機能も集まっていて、
半島の付け根の東室蘭地区は、現在の室蘭市街の中心部として飲食店街、商店街、商業ビル、公的な施設がこちらにも集中していて、
人が少ないとはいえ、街としての重要性(重み)を感じます。
隣の苫小牧市は、人口が伸び続け、17万人を超えました。
企業も進出してきて、今後も人口は増え続けそう。
けれど、苫小牧の市街地が、ただ漫然と碁盤の目状に、東西に広がっていくだけ(今後もさらに広がっていくだろう)。港も人工的に掘り込まれた港で、その周辺に整然と広大に並んでいく大規模な工場(密集していないから、あまり萌えない)。
それに対して、特異な鍵状の地形の上に、市街地が環状に連なり、天然の良港の上に窮屈に鉄鋼関係の工場が密集する室蘭は、とっても味があって、北海道らしくなくて、カッコイイ。
タイムスリップできるとしたら、1960年代に行って見たい。
室蘭が18万人。夕張が12万人。小樽が20万人。札幌が50万人。わが町は1万人。
そんな時代の、それぞれの街を見てみたい。
勝手な想像ですが、理由の一つとしては、市街地の分散化という地理的な問題があると思います。
室蘭の町は、カギ型の半島からなる市街地で、それぞれ市街地が点在する状態です。
必然的に坂も多く、まとまった土地があまり多くありません。
だから、湾の内側に土地を埋め立てて工場が林立しています。
そういうわけで、商店街が壊されて、マンションが建ったり、商業施設に変わったり、ということが物理的にも難しいのだと思います。
人口が減少してるとは言っても、10万人ほどを擁する街。市内にはショッピングセンターもいくつか出来ています。
それでも商店街を潰して、他のものを立てるのを、地形が無理にさせているという側面もあるように思います。
それが、室蘭を魅力的にさせているんだけど。
18:00。室蘭駅周辺の商店街。
ゲームセンター「ムロラン コア」。
コアだ。
街の本来の姿ではないのかも知れない。
でも、俺はこの街が栄えていた頃を知らない。
ただ、この室蘭駅周辺(絵鞆半島の真ん中らへん)はこのシャッター街と、合同庁舎や商工会議所なんかの都市の機能も集まっていて、
半島の付け根の東室蘭地区は、現在の室蘭市街の中心部として飲食店街、商店街、商業ビル、公的な施設がこちらにも集中していて、
人が少ないとはいえ、街としての重要性(重み)を感じます。
隣の苫小牧市は、人口が伸び続け、17万人を超えました。
企業も進出してきて、今後も人口は増え続けそう。
けれど、苫小牧の市街地が、ただ漫然と碁盤の目状に、東西に広がっていくだけ(今後もさらに広がっていくだろう)。港も人工的に掘り込まれた港で、その周辺に整然と広大に並んでいく大規模な工場(密集していないから、あまり萌えない)。
それに対して、特異な鍵状の地形の上に、市街地が環状に連なり、天然の良港の上に窮屈に鉄鋼関係の工場が密集する室蘭は、とっても味があって、北海道らしくなくて、カッコイイ。
タイムスリップできるとしたら、1960年代に行って見たい。
室蘭が18万人。夕張が12万人。小樽が20万人。札幌が50万人。わが町は1万人。
そんな時代の、それぞれの街を見てみたい。