Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

プレトリアの死闘

2010-06-30 22:58:28 | Weblog
惜しかった。

本当に惜しかった。

サッカー、ワールドカップ2010、日本はパラグアイにPK戦で負け、ベスト8進出は成らなかった。



今大会の日本は、本当に強かった。
サッカーの詳しいことは知らない。
普段の年の、日本代表戦だっていつもチェックしてるわけでもない。


でもとにかく強かったと思う。
守備と攻撃が噛み合ってた。
再三のピンチを抑えたし、少ないチャンスをものにした。
そういう大会だったと思う。

カメルーンやデンマークという格上の強豪相手に勝利し、優勝候補の一角であるオランダと0-1の善戦だった。


だからこそ、せめてもうひとつ勝ってほしかった。

「日本は強い」ってことを、もっと世界に見せてほしかった。


そして、それは本当に、あともう少しのところまで来ていた。


どうやらタブーらしいけど、俺は悔やむ。
もし、PK戦で駒野が決めていたら・・・。




改めて昨日の試合を見返していたら、やはりゲーム中の駒野の働きは大きなものだったように思う。
にわかファンが知ったようなこと書いてるけど、そんな素人でもわかるくらい、駒野の動きは的確で、ピンチになりそうな場面を防ぐというシーンが何度かあった。

良い選手だ。



ただ、PKはやはり決めなきゃだめだっただろう、って思う。


「PKは運だから仕方ない」
「パラグアイ相手に、大健闘した」
「他国開催で初めてのトーナメント進出は歴史的」


という報道ばかりだけど、


そんなことはもちろんその通りなんだけど、

でも、本当にあと少しのことでベスト8だったのだ。

本当にただ、運が悪かっただけなのか。

ただ運が悪くて、クロスバーに「嫌われた」だけなのだろうか。

どこか、メンタルの面で負けている雰囲気は、無かっただろうか。


「運」で片付けることは簡単だ。
もちろん、トーナメント進出というだけで快挙だから、それに浸るのも良いと思う。

でも、どの番組、どの解説者も言わないのが不自然に思えるから、ちょっと書いちゃうけど、

強いチームはPKも強いと思う。

当然、PKの苦手な強豪とか、下手な名選手とか、例外はあるだろうけど、全体で見ればだいたいそういう構図にあると思う。

「運」のせいにしないで、この負けから、学ぶべきなのだ。




駒野がはずした後の、他の選手の励ます姿があった、という話もあった。

もちろん、それは大事なことだと思う。


でも、そんなことでチームの団結力を垣間見れるわけじゃない。

そういう場面は、いかにもケアが大事な場面なわけで、そりゃよほど独りよがりな選手でもない限り、そういうシーンは見れるもんだろうと思う。

そういうことよりも、試合を見ていればチームの団結力は見て取れる気がした。
意思疎通のあるパスワークでもそれを感じ取れた。
なにも、ベンチ外の選手が、ピッチ上の選手に水を取って差し出すことだけが、団結力・チーム力なわけじゃない。

そんな、水とってあげるとか、PKはずした選手を励ましてあげた、とかそんなわかりやすい表面的なチーム力ではない、もっと実戦的な「チーム力」があった。


だからこそ、昨日は勝ってほしかった。

勝って、スペインなりポルトガルと戦ってほしかった。


ゲームは、他にも決定的なチャンスが何度もあって、それを決め切れなかったのも敗因の一つにはなるだろう。
駒野だけが悪いわけじゃない。



矛盾するようだけど、そういう複雑な心境で、今夜も寝つきがわるくなりそうだ。


布団は整いましたが・・・。



っていうか、北海道のくせに暑い・・・。

連日30℃ゴエ・・・