今日は、朝から野球。
曇ってて気温が全然あがらなくて良かった。
前回みたいなことにはならなかった。
それでもやっぱり、夏はオープンはキツい。
夕方になってからようやくオープンにできた。
なんとなく、母校である高校の前を通った。
母校というのは、うちからすぐ近くのところにあるけど、駅でいうと隣だ。
隣の駅の町は、わが町の市街地とは独立したカタチで町を形成する、いわば集落だ。
絵に描いたような田舎の町の駅前といった感じで、ロータリーがあり、70年代風の質素なオブジェの頂上に時計、タクシー会社がひとつ、すし屋がひとつ、ある。
駅前通りを歩くと、古びたパチンコ屋、古びた書店兼文具店、酒屋から発展したような小さなスーパー、自転車屋、金物屋、信金…こういうものが一通り並んだ駅前通り。
1kmほど歩くと、町が終わって、消防署と市民体育館があって、通りの突き当たりが我が母校だ。
あとは一面が田んぼ。
そんな駅前通りを、なんとなく車で走った。
もう7時を過ぎて夕暮れの時間。
夕暮れの太陽を背に、文字通り夕日に照らされてまぶしい駅前を進む。
ところが学校が近づいてくると、道路の左右の歩道にあふれる高校生たち。
どうしたことか、と驚く。
こんな時間にこんな大勢。。。
部活だとしたら、もっとまばらに歩いてるはずだ。
部活によって終わる時間はまちまちのはずだし。
でもすぐにわかった。
学校祭の準備なのだ。
それで、7時とかで閉鎖になって一斉に締め出されたから、こうやって大勢の生徒が歩いているわけだ。
あんな時間帯に、夕日に照らされてすごい人数の高校生たち。
その間を、圧倒的に場違いなロードスターですり抜けていく。
不思議な感覚だった。けっこう恥ずかしかった。
高校生に戻りたいと思ってしまったw
俺は結構、学校祭の準備とか真剣に取り組むほうだった。
普段はおとなしくしてる俺が、クラスの女子と会話できるようになるチャンスは、ほとんど学祭準備期間にかかっていた。
大勢の男女が混在する空間で、しかも酒の力を借りれない10代の青年が、女の子と会話するなんていうのが、どれほどの「有事」であるか、いま想像しても、やはり大変なことだったろうと思うw
大げさだろうか。