Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

次期ロードスターは、小さくはならないだろう。

2011-05-11 22:58:21 | Weblog
SIAM SHADE復活が楽しみでならない、sakubunです。

まずは、zepp仙台で、入場無料のライブをやるんだとか。
いいなぁ。
でも、被災地の方々がうまく入れるような配慮がされるといいですね。
東京からの遠征組とかに入られるのも、良くない感じがする。

ツアーもあるそうなので、ぜひ札幌にも来てほしい。
絶対いくわ。


さて、もうだいぶ経ったところで、沖縄の残りの画像を上げてみる。



沖縄市コザの町並み。アメリカン。



謎めいたスナック街をBMWで徘徊した。




ふと見晴らしの良い高台に出た。
古くて汚い建物が多いのに、こうして見ると地中海の風景に似ていて、不思議だ。




那覇には、新しいモノレールがある。
ほとんどただの都会。




マツダのスカイアクティブのシリーズが、いよいよ商品化されるのを目前にして、
各雑誌ではRX-8後継車、次期ロードスターに関する妄想が盛んだ。


ロードスターが小型化されるという妄想は、ロードスター好きをたやすく刺激する、甘い蜜のような話だけど、
現実はそう甘くは無いだろう、って思う。


まず、載せられるエンジンを考えてみて、マツダのスカイアクティブのエンジンラインアップから考えて、2000ccになってしまう。
1500ccもあるだろうけど、イメージ上 スポーツカーに1500ccのエンジンを使うだろうか。

あるいは、それら1500や2000のエンジンを改良して1600ccや1800ccを、作るだろうか。

2000ccで20km/L以上の燃費を実現するとして、それでも1800や1600という、より小型なエンジンが必要なのだろうか。
膨大な追加コストをかけてまで。

そういう企業としての立場に立つと、やはり2000ccのエンジンを流用して、その中でより「人馬一体」の追求に努めたほうが得策、と考えるのではないだろうか。



で、ボディの大きさ、寸法についてだけど、5ナンバーボディへの回帰というのはまず有り得ないことだと予想します。

サイドエアバックが標準装備、16インチ以上のタイヤが必須条件となった現代において、今のNCよりも横幅を狭くするのはかなり難しいと思うのです。


そもそも、NCは大きいのか、という疑問。

ロードスターは3代目(NC)で大きくなりすぎた、というのが最近の雑誌などでの大方の言われ方。

でも、それは違う。
NCは大きくなっていない。


NCの横幅は1720mm。5ナンバーサイズの上限の1700mmをわずか2cm上回るだけ。
長さについてもNA比で+2cm。
全然大きくなっていない。
ボディ全体の長さからみた割合でいえば、わずか0.5%の差でしかない。
誤差みたいなものだ。

たとえば、NAでも、フェンダーをハミ出るようなタイヤを履かせて、フロントバンパーを社外のものに変えたりでもしたら、たちまちNCよりもデカくなっている、というわけだ。



重量については確かに、1割強増加した。
この差は確かに大きい。

ただし、NAの初期モデルのベースでは、エアコン、パワステ、オーディオも何も着いていない。
上記の3つの装備のほかに、ABS、エアバック4つ、16インチ以上のアルミホイール、これらが標準の装備になっていることも、加味して考えなければならない、と思う。(それらの装備が本当に必要かどうかは別にして)



思うに、NCが実際以上に大きいと思われることのひとつとして、
乗り込んだときに感じる、サイドショルダーラインの高さではないか、って思う。
かなり深く座り込んだ感じがして、よりスポーツカー的な着座位置だ。
これは、安全性の向上と、オープン時の空力問題、またトランクの前にリトラクタブルハードトップを収納するスペースを確保する(ボリュームを持たせる)、っていう諸々の問題を解決させる手段としてとられたデザインかも知れない。

とにかく、これにより前後左右の視認性がどうしても少し悪くなる(下のほうが見づらくなる)。
このことで、感覚的に大きな車に乗り込んだ感じがしてしまう。
(この感覚については、コンパクトカーやミニバンでは対策を取ったデザインがよく見られる)

ま、あとはタイヤのサイズが大きく変わって、直進安定性がおそろしく向上したことが、「大きな車」感をさらに増幅させているかも知れない。


とにかくそういうわけで、NCは、感覚的に大きな車と思われているだけで、実際にはNAをほとんど大きさ、っていうのが、
ちょっと雑な言い方だけど、sakubunの主張。


だとすれば、次期モデルも、これ以上小さくすることはほとんど不可能。というか、その意味があまりない。

むしろ、取り組むべきは、必要以上に大きいと感じない(小さいと感じさせる)味付けだと思う。
ゆるやかなコークボトルラインを復活させて、ショルダーラインを下げることで、一気に左右の視認性が上がって、「コンパクトな車」感を上げられると思う。
案外、そんなものだと思うのだ。

ハンドリングについては、プロが試行錯誤を繰り返してくれていることでしょう。



長く語って失礼しました。

2年後くらいには次期型が登場するのではないか、というのが雑誌の予想。
スカイアクティブが順次搭載されていく そのサイクルから考えても、2年後くらいというのは、それなりに信じることのできるタイミング。
楽しみですね。