ビートの後継車を開発中ということで、自ずと期待も高まるところ。
いくつかの雑誌によれば、既にミドシップレイアウトで開発中、だとか
軽自動車より少し大きいリッターカークラス、などという噂も出てきている。
こういう、初期のザックリした情報というのは、案外当たっているものだ。
あえてメーカーから流しているかも知れない。
ホンダっぽい、マニアっぽい、ムダな部分に存分にカネをかけるようなクルマに仕上げてほしい。
その意味で、本当のビートの後継であってほしい。
ターボをつけないで64馬力を出すような、ムダなコダワリがビートにはあった。
そのこと事態はムダのようでも、スポーツカーにはそういうコダワリがあってほしいものだ。
たとえば、既存のエンジン、シャシーを流用して、FFで屋根だけ空くクルマを急造して、
それで「ビート後継」なんてことになったら、俺はたぶん憤慨するw
例によってエンジンはSOHC VTECになるのだ。
ホンダの小型車は、初代のフィットが当たって以降、軒並みSOHCを貫くのだけど、
果たしてこれはどうしてなのだろうか、数年来の謎だ。
そもそも、DOHC(ツインカム)というのは、最初はレーシングカーなどの技術で、
1960年代に、高額なスポーツカーに用いられたような技術だった。
ホンダが日本で最初に市場に持ち込んだのだ。
その後、70年代後半頃から、DOHCは高性能の代名詞として、
スポーツカーや高級車から順に広まっていった。
90年代には、ほとんど全ての乗用車がDOHC化された。
それが、今になってホンダにとってお家芸ともいえるDOHCをあえてやめて、
SOHCで行く。
その理由とは何なのか。
フィットRSやCR-Zでも、SOHCなのだ。
「VTEC」とだけ聞くと、ホンダのスポーツエンジンかと思ってしまうんだけど、
可変バルブタイミングなのは現代の自動車においては、必須の技術で、むしろSOHCの点が他社より劣る。
フィットハイブリッドに至っては、吸気1排気1バルブのみ。
つまり4気筒で8バルブ。
理由としては、低燃費とコスト削減。軽量化。
バルブタイミングとリフト量を連続可変するなどして、電子制御で極めて低燃費なエンジンとなっているのだから、
あえて重量とコストをかけてDOHC化する必要は薄いかも知れない。
DOHC化して高回転が伸びるようになるとしたところで、CVTでトルクを重視した加速をプログラムすれば、
それも意味を持たない。
そんな感じで、SOHCでも十分という理屈。
それは分かる。
ところが、その一方でプラグは1気筒あたり2本。
ツインカムの利点の一つは、カムが中央に1本ではなくて、左右に2本に分かれていて、スパークプラグを自由な位置(中央)に配置できることがある。
こうすることで、効果的な爆発を得られる。
SOHCでは、これが出来ないため、ナナメらせた不自然な姿勢でプラグが配置される。
ホンダのSOHCでは、これをプラグを2本にすることで対応している。
今後、自動車のエンジンは、直噴化や高圧縮化、より進んだ希薄燃焼が、これまで以上に広がっていきそうだ。
マツダのSKYACTIVでは、ピストンにくぼみを設けることで、より効率的な爆発を促すよう設計されている。
この領域になってきたとき、
それでもSOHCにメリットがあるのだろうか。
どうしても、疑問だ。
それでもなんでも、「VTEC」と付けば、高性能タグが貼られてしまえるあたりが、
VTECのスゴさというか、ホンダの上手さ(ズルさ)というか。
俺が古い考えなのかもしれないけど、
VTECかどうか、っていうよりもDOHCでないことのほうが、
どうしてもヘボいなぁ、と思ってしまうのです。
いくつかの雑誌によれば、既にミドシップレイアウトで開発中、だとか
軽自動車より少し大きいリッターカークラス、などという噂も出てきている。
こういう、初期のザックリした情報というのは、案外当たっているものだ。
あえてメーカーから流しているかも知れない。
ホンダっぽい、マニアっぽい、ムダな部分に存分にカネをかけるようなクルマに仕上げてほしい。
その意味で、本当のビートの後継であってほしい。
ターボをつけないで64馬力を出すような、ムダなコダワリがビートにはあった。
そのこと事態はムダのようでも、スポーツカーにはそういうコダワリがあってほしいものだ。
たとえば、既存のエンジン、シャシーを流用して、FFで屋根だけ空くクルマを急造して、
それで「ビート後継」なんてことになったら、俺はたぶん憤慨するw
例によってエンジンはSOHC VTECになるのだ。
ホンダの小型車は、初代のフィットが当たって以降、軒並みSOHCを貫くのだけど、
果たしてこれはどうしてなのだろうか、数年来の謎だ。
そもそも、DOHC(ツインカム)というのは、最初はレーシングカーなどの技術で、
1960年代に、高額なスポーツカーに用いられたような技術だった。
ホンダが日本で最初に市場に持ち込んだのだ。
その後、70年代後半頃から、DOHCは高性能の代名詞として、
スポーツカーや高級車から順に広まっていった。
90年代には、ほとんど全ての乗用車がDOHC化された。
それが、今になってホンダにとってお家芸ともいえるDOHCをあえてやめて、
SOHCで行く。
その理由とは何なのか。
フィットRSやCR-Zでも、SOHCなのだ。
「VTEC」とだけ聞くと、ホンダのスポーツエンジンかと思ってしまうんだけど、
可変バルブタイミングなのは現代の自動車においては、必須の技術で、むしろSOHCの点が他社より劣る。
フィットハイブリッドに至っては、吸気1排気1バルブのみ。
つまり4気筒で8バルブ。
理由としては、低燃費とコスト削減。軽量化。
バルブタイミングとリフト量を連続可変するなどして、電子制御で極めて低燃費なエンジンとなっているのだから、
あえて重量とコストをかけてDOHC化する必要は薄いかも知れない。
DOHC化して高回転が伸びるようになるとしたところで、CVTでトルクを重視した加速をプログラムすれば、
それも意味を持たない。
そんな感じで、SOHCでも十分という理屈。
それは分かる。
ところが、その一方でプラグは1気筒あたり2本。
ツインカムの利点の一つは、カムが中央に1本ではなくて、左右に2本に分かれていて、スパークプラグを自由な位置(中央)に配置できることがある。
こうすることで、効果的な爆発を得られる。
SOHCでは、これが出来ないため、ナナメらせた不自然な姿勢でプラグが配置される。
ホンダのSOHCでは、これをプラグを2本にすることで対応している。
今後、自動車のエンジンは、直噴化や高圧縮化、より進んだ希薄燃焼が、これまで以上に広がっていきそうだ。
マツダのSKYACTIVでは、ピストンにくぼみを設けることで、より効率的な爆発を促すよう設計されている。
この領域になってきたとき、
それでもSOHCにメリットがあるのだろうか。
どうしても、疑問だ。
それでもなんでも、「VTEC」と付けば、高性能タグが貼られてしまえるあたりが、
VTECのスゴさというか、ホンダの上手さ(ズルさ)というか。
俺が古い考えなのかもしれないけど、
VTECかどうか、っていうよりもDOHCでないことのほうが、
どうしてもヘボいなぁ、と思ってしまうのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます