2019年韓国ロマンチックコメディドラマ。イ・ジョンヒ監督作品。
ある日、パラグライダーに乗っていた韓国の財閥令嬢で実業家でもあるユン・セリ(ソン・イェジン)が、突如起こった竜巻に巻き込まれ、非武装地帯を越境してしまい、北朝鮮に不時着したところを、北朝鮮の軍人に救助され、真実の愛に不時着するというラブストーリー。
コロナ禍の巣ごもり期間で評判になった韓国ドラマ、ストーリーの意外さ、北朝鮮がどのように描かれているか?主役の2人が共演で実生活でも3月に結婚したなど興味があったので長編だが借りたBDで見た。
木に衝突し動けなくなっている所を軍人のリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)に発見されるが、自分が北朝鮮に来てしまった事に気づいたセリは逃走。しかし、韓国(北朝鮮での呼称:南朝鮮、ナムチョソン)とは逆方向に進んでしまい、北朝鮮軍の社宅村に迷い込む。そこで保衛司令部少佐チョ・チョルガン(オ・マンソク)に見つかりそうになった所を間一髪でジョンヒョクが助け、セリを自宅に匿う。セリは父親と愛人の間に生まれ、生後すぐにユン家に引き取られるが幼い頃から家族から愛されず孤独を抱えて育った家庭環境に心を病み、命を絶とうと安楽死を求めスイスを旅していた事があった・・・。
それなりに飽きさせずに展開されるドラマだったが、主役2人がエリート同士でだからこそのドラマで偶然とは言えご都合主義でリアル感のないコメディー調の甘いラブドラマだった。貧富の格差の韓国の現状と北の生活状況の描き方が面白かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます