初端の仕切りをする機捜が主人公のシリーズ第2作目。
渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属の高丸卓也と、一見白髪頭で風采のあがらない男だが捜査共助課見当たり捜査班(独特の能力と実力を求められる専門家集団)出身の縞長省一。
日々事件解決を陰で支える機捜隊員コンビが巡回中に 発見した指名手配犯はタクシー運転手を人質に取り立てこもる。
やがてそれが爆弾テロ計画とつながりを疑い彼らは成行きから特捜班入りとなり事件を追う展開に・・・。所轄と役割も違う、他の捜査員たちと、爆破事件未遂犯人を逮捕するテンポよい運びで面白かった。
2022年5月光文社刊
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