気まぐれクラフターの趣味ブログ

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~春の始まり~ ジャガイモの種まきと色々作業

2022年03月13日 14時43分10秒 | 自然・生物・菜園
~種イモを埋めるだけ~

今日はジャガイモの種イモを畑に埋める作業。しばらく温かい部屋で放置し、芽出しをしておいた。


品種は男爵で、直径は60mmほどの小ぶりなもの。目安としては、1kgを植えると10kgほど収穫できるといった感じ。
もちろん、土の質や天候条件、個体差によって収穫量は変動する。


たっぷりの堆肥と少しの肥料を混ぜ込み土作りをしておいた場所黒マルチシートを敷く。
保温効果、雑草抑制効果、そして土寄せの手間が省けるという多数のメリットがあるため筆者は毎回黒マルチを使っている。


株間は30cm
芽が出てくるであろう箇所に穴をあけておく。


種イモを埋め込む深さは10~15cmほどが筆者流。
ネットで検索すると出てくる「埋めるのが深すぎると芽が出にくくなる」というのは、嘘ではないにしても
経験上あまり納得いかない情報だ。
なぜって、毎年問題なく発芽しているから。


ジャガイモは種イモより上で地下茎(ストロン)を伸ばして芋を肥大させる性質を持つため、土寄せをしない筆者流の育て方の場合は
最初から深めに埋めないと芋が育つスペースが少なくなる=収量が期待できなくなってしまう。


また、芽の出が悪い時は2個埋めるのも筆者流。
どれだけ多く発芽してきても、生育段階で芽かき(間引き)をして最終的には2~4本に揃えるので何ら問題ない。


選別して残ったイモは袋栽培に回して捨てずに利用する。
培養土の袋にハサミや千枚通しをブッ刺して排水用の穴をあけるだけの簡単な方法。これなら畑がない家庭
でも野菜の栽培に挑戦できる。どうせ余り物だし、まとめてぶち込んでおこう(´・ω・`)


カボチャ栽培に向けて残しておいたスペースも耕して、


堆肥を混ぜ込んでおく。この堆肥は親父が毎日生ごみを回収して手作りのコンポスターに放り込んでおいたものを
使い終わった鉢の培養土などと混ぜたもの。
卵の殻、魚の骨、鶏の骨、野菜のクズ等々、色々混ざっている。

江戸時代は人間の糞尿も肥料として再利用されていたって話だが......アレは衛生的な問題というか心理的にもイヤでしょうよ
さすがに糞尿は混ぜてないから大丈夫だ。


空いたスペースにはエン麦の種を蒔く。
ペットショップでは「猫草」として売られている、あの植物だ。農業では緑肥といって、土壌改良を目的として栽培する。
ある程度育てたら、そのまま土に混ぜ込むという方法だ。

~土が植物を育て、植物が土を作る~
2011年に東京電力のクズがやらかしたせいで放射能による汚染が県内に広まり、一時期はダメになったこの土地。
いや、あえて「荒らされた」とでも言うか。一生恨むからな。

そこから除染工事を経て、中学の頃に土作りを始め、高校では農業を学び、毎年植物を育ててきたからこそ畑がある。


荒れた地に肥料を混ぜるだけでは良い土は作れない。何度も植物が育っては枯れ、育っては枯れを繰り返して土壌の質も
良くなっていく。自然の循環によって土が作られているのだ。


種を蒔いて、水を与え、野鳥に食われぬようネットを被せて出来上がり。


さて、今年の天気はどうなるのだろう。梅雨の降水量は? 夏の気温は? 晴れの日は多いか?
色々と気になる要素はあるが、筆者としては去年と同じように雨が少なめであってほしいと思っている
その方が畑仕事もサイクリングもできるからね。まあ、水不足も困りものだが

今年も豊作になりますように


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