Smile Station

スマイルステーション、国際ボランティアワークキャンプ等で活動する高校生のブログです。

ボラキャンの7年を振り返る...

2013-03-31 20:31:43 | ボラキャン
 先の記事投稿で、ボラキャンのアレック・ディクソン賞受賞報告会のことをレポートしました。
 
 7回を実施したボラキャンです... 
 今、振り返ると... ボラキャンには「21世紀を自分らしく生き抜く力を持った地球市民の育成」という一貫したテーマがありました。 これにはボラキャン実現に大きく関与された玉名高定時制教諭で、日本ボランティア学習協会常任理事だった故榊定信さんの強い思いがありました。榊先生は、教育現場の経験から、社会から若者が生きる力を養う場が無くなっていると危惧されていた。ボラキャンは、益々グローバル化が進展していく大きな社会の中で、若者が人として強く生き抜いていく力を見つけるきっかけになればと願った榊さんの強い思いから始まったイベントでもある。2006年のことでした。

 その第1回目が国際ボランティアセミナーとして開催されました後、榊先生が亡くなられて、第2回目の開催が危ぶまれましたが、日本ボランティア学習協会代表理事の興梠先生に支え、各団体の支援、そして、高校生たちの継続したい!という意欲で、第2回が、翌年2007年に開催できました。

 高校生たちはたくさんの失敗を繰り返しながらも、その失敗と反省、そしてアクションによって、ボラキャンは発展し続けました。 多くの高校生の参加、そして、多くの団体の皆様に支えられてきました。

 ボラキャンがこのように継続、人をつないできた大きな理由に、この活動が高校生による高校生のための活動であったからと思います。 上記のように、失敗を繰り返しながら、色々なことを学びあった仲間たちがいました。 そして、お互いを必要とした... その結果、かけがえのない友として友情が発展していったものを考えます。 

 これからもボラキャンは、進化、深化していくことでしょう! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボラキャン アレック・ディクソン賞受賞報告会

2013-03-31 18:01:22 | ボラキャン
 3月31日(日)午後1時~3時、熊本交通センターホテルで、国際ボランティアワークキャンプ実行委員会が日本ボランティア学習協会により世界のボランティアの父と呼ばれ、国や地域を越えてボランティア学習の普及に大きな功績を残した英国のアレック・ディクソン博士の業績を記念して設けられました「アレック・ディクソン賞」を受賞したことを報告する会を開催しました。 
 ご協力をいただきました団体の皆さん、そして、これまでの実行委員、そして現役実行委員、総勢約60名にご出席をいただきました。
 アレック・ディクソン賞とは、「世界のボランティアの父」と呼ばれ、国や地域を越えてボランティア学習の普及に大きな功績のあったイギリスのアレック・ディクソン博士(Dr. Alec Dickson)の業績を記念して、コミュニティからグローバル社会を舞台に多彩に展開されているボランティア学習の限りない可能性への探求と発展を願って日本ボランティア学習協会によって創設されました。この名誉ある賞の社会実践部門で、その活動が認められてことを心から喜びたいと思います。
Cup

 報告会では、開会の挨拶の後、昨年の和歌山大学での日本ボランティア学習学会でで、アレック・ディクソン賞受賞を代表して受け取った、第7回ボラキャンの実行委員長 増山くんが、「この賞は、これまでの実績、みんなでとった賞である!」と、喜びを発表しました。



Dsc01384

 歓談では、様々な懐かしい顔を揃い、ボラキャンを振り返り、そして今後について、話に花が咲きました。
 その後、サポーターの岩崎くん作成のビデオを映像を見ました。 そして、歴代の実行委員長からのメッセージ、最初からの共催構成団体の皆さんからのメッセージをいただきました。


 

Dsc01395


 そして、第1回目からボラキャンを支えていただいた日本ボランティア学習協会代表理事の興梠寛先生より、アレックディクソン賞受賞に関すること、そして、未来へのメッセージをいただきました。



Dsc01422

 最後に本ボラキャンの開催のきっかけを創っていただいた故榊定信先生の令婦人へお礼の花束の贈呈、そして、全員で記念撮影をしました。




Dsc01430

 ボラキャンは、多くの関係者の方々一人ひとりに支えられながら、昨年7回を迎え、今回の受賞に至りました。また、多くの高校生が自ら主体的に参加してくれました。すべての皆様に心より感謝申しあげます。

 この7年間の歩みの中、国際ボランティアワークキャンプは、学校を越えて高校生が集まり実行委員会を作り、1年間をかけて自ら企画立案、参加者を募集、プログラム運営を行うというユニークな取り組みに成長してきました。
 その行動力に賛同する団体が年々増加、支援の輪が広がってきました。さらに、日頃の活動として、「スマイルステーション」として高校生生活を豊かにするネットワークに発展しました。

 改めて、応援いただきました皆様のお陰と厚くお礼を申しあげます。  

 そして、既に第8回のボラキャンがスタートしています。今、実行委員の高校生が企画、立案をしています。併せて、応援の程、よろしくお願い申しあげます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする