Smile Station

スマイルステーション、国際ボランティアワークキャンプ等で活動する高校生のブログです。

今、ボラキャンを振り返る...

2012-08-11 09:02:04 | ボラキャン
 2012年8月10日、高校生による高校生のための「国際ボランティアワークキャンプinASO」が始まった。「国際」と「ボランティア」を豊かな21世紀を切り拓いていくためのキーワードと位置づけ、若い世代の「生きる力」を育んでいくことを目的に始まり今年で7回目となり、当時を思い起こすと感慨深い。

 第1回目は、国際ボランティアセミナーとして、ユネスコ高校生全国大会が中止されたことを危惧された故榊定信先生(当時県立玉名高校教諭)のご尽力で開催された。全国ボランティア学習協会代表で昭和女子大教授の興梠寛先生、ニッケイ新聞の藤崎康夫先生、アジア砒素ネットワークの川原一之先生の講演と高校生によるボランティア活動の報告が、一泊二日で行われた。終了と同時に、当時の実行委員だった高校1年生達が、「高校生自らがもっと積極的な関わりを持ちたかった。」と泣きながら思いを語っていたことが今も瞼に焼き付いているが、これがボラキャンをこれまで継続させた原動力であったと振り返り思う… 

 第1回国際ボランティアセミナーから4ヶ月… 榊先生の急逝… 興梠先生が遺言を継がれ、榊先生の「若い世代の育成」への思いを汲む近代経営研究所、熊本ユネスコ協会、国際協力機構、熊本市国際交流振興事業団が支えながら、高校生自らの活動が生まれることとなった。 紛れもなく、高校生が主役である活動と言える。

 そんな高校生による高校生のための「国際ボランティアワークキャンプinASO」を第1回目から関わり、これまでご指導をいただいた興梠寛先生に、今回も基調講演をいただきました。「私が変わる、社会は変わる」をテーマに、参加者が自ら考えるワークを入れながらお話しされました。現代社会には、貧困、いじめ等々様々な課題があるが、個々が社会の中で自分のあるべき姿を思い浮かべ、動くことで、社会は変わっていく… それがボランタリーライフのすすめである。
(興梠先生のお話は、別の機会にまとめスマイルステーションブログにアップしたい。)


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