粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

歩く速度がちょうどイイ

2013-03-01 10:26:40 | 雑感
ここ2日ばかり一燈へ来るのに歩いてみた。20分位で一燈に到着するがその間いろんな風景が目に入ってくる。綺麗な山並み、田畑のあぜ道の雑草の芽生え、小鳥たちの餌を探して飛び回る姿など。それら全てが新鮮に映る。

目に映るばかりでなく、耳にもいろんな音が聞こえてくる。小鳥のさえずり、春を感じさせてくれる優しい風の音。いただけないのは、すごいスピードで横を駆け抜ける車の音。歩いてみるとその異様さに気が付くものだ。

昨晩、テレビでアルペンの社長が登場していた。如何に安く、如何に早くを追究しているとのこと。ヘリコプター、プロペラ飛行機、ジェット機の操縦をして全国を駆けめぐるとのこと。ご苦労なことである。億万長者であることはいうまでもないが、俺には決して羨ましくは思えなかった。これはヒ・ガ・ミである。でも、俺には歩く速度がちょうどイイ。充分幸せと安心を感じる速度であり、幸せを感じる生まれ故郷、伊那谷の景色なのだ。