粗碾き蕎麦の美味しさを求めて

地元箕輪町上古田産石臼碾き「信濃1号」が主体の蕎麦屋です。

一人で勝手にやれば語る会 18

2011-07-01 11:25:52 | 語る会
蕎麦屋をやっていると嬉しいこともたくさんあります。
 なんといっても、皆さん、人間、誉められると嬉しくなってくるもんです。お客さんに「ヤー、ほんとうに美味しかった。」なんて云われたもんなら、もう、天まで昇る心地になります。お客さんが多少すくなくてもその日は最高に嬉しくなってしまいます。でも、お蕎麦が美味しかったと言われるのは嬉しいのですが、お客さんでも、いろんなお客さんがいて、いろんな事を言ってくれます。「かき揚げが美味しかった」これは、いいですよ。「お通しが美味しかった」と云われると複雑な心境です。
極めつけは、土日にサービスでお出ししている、「デザートが美味しかった」。でもいいんです。誉められると、嬉しいものです。単純ですから。

 こんなお客さんもいました。「蕎麦の切り方が綺麗すぎる」って云うんです。綺麗に切ってあるから云ってくれたのだと思い、よい方にとっていますが。こう云われました。「綺麗すぎるなー、おい、大将、これ本当に手打ちかェ、機械打ちじゃない?」私は云います。イヤッ云ってみたい。「機械打ち、それはないよ、お客さん、機会があったらお見せしましょうか。」

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