聖闘士星矢雑文。そのⅢです。
Ⅰ.アニメ聖闘士星矢レビュー 第1話
Ⅱ.アニメ聖闘士星矢レビュー 2~6話、前編
以下個別のキャラレビュー、に見せかけてストーリーも追います。
- 沙織さん
私は聖域や北欧(アスガルド)、はたまたジュリアン・ソロにプロポーズされたパーティー会場、海皇の海底神殿等の、非日常風景しか視たこと無かったんで最近まで気付かなかったんですが。'80年代の東京であのドレスを普段着にしてるのはおかしいだろ。好きな服を着てるだけ悪いことしてないよと言われれば、まぁそうなんだけど。
後の話ではDCブランドみたいな肩パットの入ったスーツを着てるシーンもあります。時代だねぇ。どっちにしろ13歳の着る服ではない。
性格については、…知ってたから、うん。
- 氷河
原作にはあった『聖域からの刺客』という設定は無かったことにされてるのか。お陰でただ遅刻してきた子になってる。まぁあの設定は原作でもすぐに無かったことにされてたと思います、多分。よく知らないけど。
星矢に次いでバックボーンが出てきたキャラ。マーマについては、…知ってたから、うん。
- 紫龍
ペガサスドラゴン戦。一輝を別にすると唯一本編の中で、いわゆる『青銅一軍』同士が直接対決してます(映画は別枠)。この戦いで潮目が変わります。後述。
顔面偏差値によってほぼヒエラルキーか決まる聖闘士星矢の世界において、イケメン、主人公を秒殺、女の子(春麗)が追いかけてくるという大変煽ってくるキャラクター。
しかしその煽りは星矢にはほぼ効いてないぞ多分。
紫龍が脱ぎキャラにされてしまったのは背中の龍を読者(視聴者)に見せる必要があったためで本人が脱ぎたかったわけじゃないと私は信じてます。
- 美穂ちゃん
思ったよりヒロインしてて驚いた。星矢の写真を飾ったり、無事を神様に祈ったり。この頃のままでいられれば充分沙織さんと戦えた。てか沙織は敵ですらなかった。
「神父さんにお願いしてここで働かせてもらってるの」という台詞があるが、彼女もまだ13歳、神父さんより先に行政に頼りましょう。誰か教えてあげて。
- 星矢
何故、紫龍の煽りが星矢には通じないのか(あるいはやせ我慢?)。それは本人が結構モテる、加えてそのことに無自覚なので女の子が追いかけてきたのを目の当たりにしても別に普通だよなと思ってそう。
美穂ちゃんと手を握り合うシーンがあっても彼にとっては幼なじみの延長でしかないのかもしれない。しかしそういう気持ちが全くゼロでもなさそうでややこしい。罪なオトコである。アシタカみたいにならないでよ。
紫龍が星矢に助けられて後は、友情、仲間とかの概念が生まれてきて見やすくなります(潮目が変わった)。そして青銅一軍と二軍の明暗が分かれ始めます。
紫龍が助かった直後にはしゃぐ星矢は視てて心配になる。おのれも早よ病院行け。
- 春麗
紫龍と連れ立って星矢の病室を訪ねるさまはもう立派なご夫婦。しかしここからの彼女の人生は試練の連続である。幸せになってくれ頼む。てゆうか紫龍幸せにしてあげて。
あっという間に初対面の美穂ちゃんと打ち解けてほっこりの同い年ガールズ。しかしついさっきまで「今から五老峰に帰る」って言ってた筈の紫龍まで星矢と一緒に病院からいなくなっちゃって女子二人青くなる。言ってるそばからこれだよもうorz
- 邪武
女性関係で一番煽られてるとしたら多分この人。紫龍が対戦相手じゃなくて良かったね。しかし特定のステディではなく不特定多数のファンがついてる瞬が相手だったのでどっちにしてもうぜーと思ってそう。
この人自身も煽ってくるキャラだが誰も相手にしてなくて不遇。煽ってこないキャラなんていないけどね。
沙織の車のドアを開けたりしてるのだが、これは沙織さんと同じ車で移動してるってことだよね。それとも入り待ちしてたの? どうやってそこまで入り込んだんだ邪武よ…。
邪武がそばにいると沙織さんのイヤな女度マシマシで印象が悪いので、お互いのために近寄らない方がいいと思います。ま、じきにそうなるけど。
- 瞬
紫龍もそうだが、初期の瞬は気障というかイヤミっぽいですね(なぜか氷河は印象が変わらん)。
紫龍はストレートに煽ってくるイヤミ。瞬は謙遜してる風に見えて実は強いというイヤミだ。敬語なのが尚のこと慇懃無礼な印象を与える。
まぁ、対アフロディーテ戦とか考えると瞬のイヤミは後々まで治らないぞ。こういうの舐めプって言うらしいですね。
ただ現状強いのは瞬じゃなくてチェーンと誰かに言われても否定は難しい。いや、分かってますよ。あの鎖は瞬の言うことしか聞かないから結局強いのは瞬ですよ。
紫龍を助けるシーンの瞬ちゃん美形ですよね。青銅一軍初めての共同作業
兄さんについては、…変わってないね、うん。
- 一輝
もったいぶってもったいぶってようやく登場しました。登場したとこまでしか視てないので何とも言えません。
しかしあの登場シーンを視たほぼ全員が思ったであろう。お前何日間その中にいた。
さ、そんな感じで今回はここまで。7話以降は書かない、大変だから。